もう年末が足早にやって来る季節になりましたね。如何お過ごしですか？
この間私は、来年のワークの内容と大まかな予定を作っていました。来年からは、大きく3種類のワークを提供していきます。その3種類のワークとは･･トラウマ解放ワーク、特に【家族連鎖のトラウマ解放セラピー】【カムナフトミチ講座】【ホーリーファイアレイキクラス】です。【魂の自己実現】コースは、起業支援向けのコースのみを提供します。
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さて、来年から本格的に提供していく予定のこれらのワークは、今後の世界で、ますます重要さを増していくと私は思っています。今日は、なぜそう思うのか、ということについて、少しお話ししたいと思います。
まず・・・来年は【大きな変化】の始まりの年になりそうですね。数秘術では2017 年は「１」の年です。つまり、リセットがかかる年、新しい始まりの年です。そのリセットの動きが、スムーズなものであればいいのですが。。
なにせ、分断や差別、暴力、憎悪を引き起こし、拷問の復活を示唆し、中東の平和、世界の異常気象緩和、他国の人達の人権などの、お金と権力以外の価値には、ほぼ無頓着で、簡単に嘘をつき、敵を攻撃して這い上がった抜け目のないビジネスマンが、かのアメリカのトップに立ったのですから。
アメリカ国内の影の部分が、あのトランプ氏をアメリカの次期大統領に選んだことによって、今後、戦後の世界体制が根本から崩れて、深刻な混乱と苦しみが、アメリカ国内だけでなく、世界の様々な場所で発生していくのではないかと危惧しているのは、私だけではありません。アメリカの良心的な多くの人々は、今もショックから立ち直れない状態にあると聞きます。
案の定、トランプ氏は、18日に発表したポストで、イスラム教を敵視し人種差別を助長する者、反移民強硬論者、テロ容疑者への水責め拷問を愛国者だと評価する者、3名を要職に決定しました。
しかも、すでに独裁国家の政治家ならぬ、自分の長女とその婿を、安倍首相との会談に同席させ、実業家である彼らを要職に就けるか、彼らの影響を行使できる位置を確保させる動きを見せています。その長女の婿はユダヤ人の実業家。すでにトランプ氏の政治的相談役となっている存在です。イスラエルｘパレスチナ問題に影響が出そうです。
トランプ氏がどのような世界を構築しようとしているかは、彼の大統領就任確定後、真っ先に新たに作ったポジションである、主席戦略官･上級顧問に就くスティーブ･バノン氏が18日に語った言葉が示唆していると言えます。引用しましょう。
｢闇は良いことだ。ダース･ベイダーも悪魔も。それが力だ。我々が何者で、何をやっているか見えないことが、我々を有利にしてくれる」（朝日新聞2016年11月30日）
そのトランプ氏に、日本で改憲準備している阿部首相が真っ先に会いに行き、個人的な｢信頼関係｣を深めたと言います。
2017 年に始まるこの新しい世界へのリセットは、かなり荒い動きになる可能性が大きいです。影の部分、闇の部分が、吹き出して行くのかもしれません。もちろん、来年は始まりにしかすぎません。
このような世界で何が大切か。。アメリカが落ちていく、その後の世界を見据えて準備することです。その後の世界とは、自らの根源とつながって、根源意識のパワーを基にした世界。多様性と創造性と協同を基礎に、愛と尊重で個人が活かされる世界。
私達がそのような世界を準備していく為には、自分の影の部分、見たくない部分をしっかりと統合して、自分のコア、魂の中心としっかりつながることが、ますます大事になります。つまり、内的な障害のクリアリングと、内なる根源との繋がりの深化、これが必要不可欠になると思います。
私の3種類のワークは、その為の強力なツールを提供しようとするものなのです。
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ところで、10月末にアンデルセン文学賞を受賞した村上春樹さんが、授賞式で語った言葉が、今の私達にとって、とても大切なことを言い当てているので、ついでに、その文章をここにご紹介しますね。
｢人間一人一人に影があるように、あらゆる社会や国家にも影がある。明るくまぶしい面があれば、それに釣り合う暗い側面があるのです。私達は時に、影の部分から目を背けようとします。あるいは無理やり排除してしまおうとします。
でも、どんなに高い壁を作って、外から来る人を締め出そうとしても、どんなに厳しく部外者を排除しようとしても、あるいは、どれだけ歴史を都合のいいように書き直したとしても、結局は、自分自身が傷つくことになる。自らの影、負の部分と共に生きて行く道を、辛抱強く探っていかなければいけないのです。」（朝日新聞、10/31/2016)
村上春樹さんは、社会や国家の影を念頭に置いてこの言葉を語りましたが、このことは、【個人のレベル】でも言えます。
そして、個人の影の部分を真に癒して統合する為には、【家族の集合無意識】からの未解決のトラウマを解放する必要があるのです。。来年から、本格的にそのワークをご提供できることをとても楽しみにしています。
最後までお読みくださり、どうもありがとうございます。
