【次の25年間】未来で成功する3つのキイワード

昨日、安保法案が、参院特別委員会で可決されました。

このことは、私が1991年に出会ったある本に書かれていたことを想起させるのです。それは、自分が死ぬ日時を正確に予知して、その通りに亡くなったあるマスターが、未来の(2035年頃の)日本と世界に関して、瞑想時に何度も見たビジョンについて書かれたものでした。その著者のお弟子さんに当たる方とも当時、直接お会いして話を伺いました。

後でその本をいくら探しても、見つからないのですが、内容は印象深く、今でも記憶にのこっています。それは、私達が今まさに生きている世界の中で、何を基準に選択していくべきか、ということにも関係するものです。

その人は、2030年代後半以降、中国が中東に派兵することで、世界が大きな戦争状態になり、そこに日本も派兵する、ということを書いていました。昨日の安保法案の可決は、彼が見たその世界を準備するものかもしれないということに気づかされます。今回の法整備は、彼が瞑想中に見ていたビジョンが実現する可能性の扉を開けたことになるのです。日本政府がこの法整備で、想定している事態、それは「戦争」です。

世界中のどこにでも、自衛隊を派遣(派兵)することを可能にする法的基盤が、こうして整った今、次に来るのは、何でしょう?私は、「意識管理」だと思います。つまり、派兵を正当化する意識。それは、一般に【恐怖】に基づくものです。

もちろん、私達は未来に起こり得ることを予め知ったが故に、より意識的にそれを回避する選択を行うことができます。予知の効果は、そのことにこそあると思っています。しかし、どちらにしても、これからの25年間~35年間は、ますます厳しい激動の時代に入るのではないかという気がします。

私達は、エネルギー問題、食料問題、環境問題、大規模な自然災害、戦争拡大の危険性、益々拡大する所得格差の問題が、更に深刻化する時代に生きています。

更に、テクノロジーの発展、グローバル化の進展、人口構成の変化と長寿化、エネルギー・環境問題の深刻化といった面で、急速で大きな変化が、地球規模で起こりつつあります。

ある学者(リンダ・グラットン)は、それらの問題を詳細に分析し、【もし漫然と未来を迎えれば、多くの個人が孤独と貧困に苦しむことになる】という可能性を指摘しています。そして、分析を踏まえて、彼女は、2025年の世界に蔓延している感情は、「自分は不幸せだ」という感情だと言います。

それでは、自分の未来を主体的に築くには、何が必要なのでしょうか。大きく変化する世界の中で、幸福で満たされた人生を創るには、何が必要なのでしょうか。

グラットンは、主体的に築く未来の重要な要素は、【co-creation(共創)】【社会への積極的な関わり】そして、【創造性の発揮】であると主張します。私も、基本的に、この見方に賛成です。

過去、「成功するためには、他人を蹴落として競争に勝ち抜かねばならない」という価値観が、一般的でした。しかし、私達が生きる現代の世界では、個人一人の力では成功は達成できないと言えます。そして、私達が直面している問題は、いかに優秀な個人であっても、もはや一人の力では、解決が不可能なレベルに至っています。

但し、問題の解決には、人数が集まればいいということ以上に、【多様性を尊重した協同の在り方の中に創造性が生み出される】ということを理解して繋がり合うことが大切だと私は思っています。

つまり、今後、未来で成功する時のキイワードは、【 多様性、協同、創造性】だということです。そして、その在り方の中にこそ、「創造の根源」に繋がり、創造的なアイデアを受け取る鍵が存在するのです。

【多様性、協同、創造性】は、自分と他者に対する信頼と、自律と自己責任を基礎にするものです。なぜらなら、自分らしさを表現するには、自分が内に持つものを知り、それを信頼するということを前提にするからです。【自分の中心と繋がっていること】これが基礎になくてはなりません。

この反対の状態とは、自ら自分の頭で考えることなく、作られた意識にいつの間にか従う、極端に言えばロボットの状態です。そこでは、私達は、一般にいわれる「成功」を求めて、互いに競争するメカニズムに組み込まれたままです。

私達が、例えば、生きていく上での【怖れ・不安】や、他人と違う自分自身を表現すると批判されるのではないか、愛されないのではないかといい【怖れ・不安】から選択すると、上の多様性、協同、創造性と反対の方向に向かってしまうことになります。

これからの世界は、単純にいうと愛と信頼を基礎にするか、怖れ、不安を基礎にするか、それらのどちらを選択して行くかの、その選択の少しの違いによる結果がますます増幅していくように思えます。

そして、私達が持つ不安、怖れの中で一番の大きなものは、【生存の不安】です。それは、日本的終身雇用がもはや無実化し、大きく変動する不確実な世界の中で、当然、私達の誰もが持つ感情です。そこでは、ともすれば、私達は、不安→自分に合わない仕事→貧しさ→不安のループに入ってしまいます。

そのループから抜け出すには、【魂の目的にかなった、自分がの心が輝く仕事をして、豊かになること】これです。本当に不思議と、魂の目的にかなった仕事をしていくと、宇宙の応援の波に乗るのです。

自分の中心(根源)と繋がり、自分への信頼から選択して、豊かさの循環を実現すること。。このことは、地球上に「愛と光のグリッドを拡げていく」基礎になるのです。

だから私は、【内なる根源から豊かさを実現する】ことを目指したプログラムを提供しています。そして、愛の光で緩やかに繋がるコミュニティを作っていきたいと思っています。

私が提供するクラスやセッションは、全て、その愛と光のグリッドを拡げて行くというビジョンのもとに行っています。今までもそのような思いで来ましたが、今後、ますますそのようなビジョンを、自分自身の中でより一層強く持ちながら、「私にできること」を行っていくつもりです。

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