Amana

コアライトワーク・ヒーリングコーチ。統合学(文化人類学)博士。 個々人が自分の「内なる根源」に繋がり、深いレベルのトラウマを解放して真に自由になり、多様な個人が互いを認め合い、活かし合える社会を求めて、セッションやクラスを提供している。

マインドフルネス瞑想:1日10分でいいことづくめ

私達の高次の自己である魂は、愛と叡智とパワーの宝庫。それは「私」自身。私のことをよく知っていていつも私を応援してくれています。私達が、魂の意図を理解して、より幸せな人生を送れるように、様々な形でメッセージを送ってくれています。 ただ、私達が思考で意識を忙しくしているので、その魂からのメッセージを受け取るアンテナが別の思考で占拠されてそのメッセージに気づかないだけですね。 それで・・・そのメッセージを受け取る、まず第一の基礎は、何かというと・・・ 【意識を鎮めること】です。 そして、意識を鎮める為にできる簡単な方法は・・・【マインドフルネス瞑想を毎日短時間でも実践すること】です。 ちょっと話は変わりますが、先日、NHK の『ガッテン』で、瞑想の驚くべき効果をテーマにしていましたね。ただ、意識を鎮める瞑想を1日10分行うだけで、海馬が物理的に大きくなることが報告されているということでした。 因みに、記憶の図書館である海馬は、ストレスで実際に「痩せる」そうです!そして、その痩せた海馬は、瞑想によって、また太って健康な状態に回復するそうです。瞑想によって、認知症の予防だけでなく頭脳がクリアーになる記憶力がよくなる。。その他たくさんの効能が様々なリサーチや実験によって、実証されています。 ここで話題にされていたのは、マインドフルネス瞑想です。それは、目を閉じて、【意識をただ自分の呼吸に向ける】それだけです。誰でもできる簡単なものです。 認知症になりつつあるのが不安だった90代のお婆さんでも、毎日10分行って、1週間で変化が出たとのこと。そのお婆さんは、その変化が嬉しくて、「みなさんに勧めます」って言ってらしたのが印象的でした。 このように、ただ自分の呼吸に意識を向けるマインドフルネス瞑想を続けると、認知症の予防その他の脳の機能向上に非常に効果的だということです。 瞑想の効果は、それだけではないのです。 アメリカの研究グループが発表したデータによると、マインドフルネスの実践を9年間継続した20人の脳を観察すると、「背内側前頭前野」という、物事を客観的に捉えることに関係する脳の部位が、普通の人に比べて、とても発達しているとことです。 つまり、過去の経験から来る思い込みに囚われない、新しい発想や柔軟な物の見方が、難なくできる状態になっているということです。 そもそも「マインドフルネス」とは、「今という瞬間への、一切の評価、判断をはさまない気づきの状態」 のことです。この状態になるのはなかなか、「言うは易し、行うは難し」ですよね。 実際、私達の思考の殆どは、常に過去や未来のことで占められているそうです。多分、その殆どが、心配や不安といった感情を伴っていて、考えてもどうにもならないことを考えて、ストレスを感じたり、思考が堂々巡りになったり。。この状態では、創造的な新しい発想は、なかなか湧いてこないですね。 そして更に、私達の脳は、5感で捉えた事象を、過去の経験や信念、感情などのフィルターを通して認識します。例えば、「ものを見る」場合、見たものの情報は、網膜から、大脳皮質の視覚野にある外側膝状体というところに行くらしいのですが、 その外側膝状体に入る情報のうち、実際に目から届く情報は、全体の・・・なんと、20%にすぎない!ということらしいです。見えたものとしてデータ化される情報のうち、80%!は、視床下部や、中脳の中心など、感情の形成に関わる部位から届く、ということらしいのです。 つまり・・・同じものを見ていても、私達がそれについて、どんな感情をもっているか、によって見えるもの自体も変わるということです。「ありのままに見る」というのは、大脳の機能そのものから言うと、ほぼ不可能に近いということです。 事実の【歪曲】【偏見】は、誰か「嫌な」人達だけがやることではなくて、ある意味、私達の誰もが、普通にやっていることなんです。 それが人間だと受け入れつつ。。マインドフルネス瞑想では、私達の体験に対して、評価したり、判断したりせずに、とりあえずそのまま観察する練習をします。 そのマインドフルネスの練習によって・・・ 心の平穏や、明晰な思考、集中力、創造性、思いやり等 が大きくなり、前頭前野を活性化させて、脳の老化防止、免疫力の向上や、うつ病の予防効果もある、と言われています。 そして・・・この練習によって、様々な思考で占拠されている前頭葉が鎮まって、直観やアイデアがやって来ていることに気づくことができるようになるわけです。そして、これが、高次の自己からメッセージを受け取る基礎なんです。 良いことづくめですね! だからこそ、企業の生産性向上や、創造的なアイデア創出の為に、Google、インテル、ゴールマンサックス等の、シリコンバレーやウォール街の企業では、この瞑想プログラムを、社員研修として取り入れている訳です。 あなたがまだ瞑想を習慣にしていない場合、毎日10分のマインドフルネス瞑想から始めてみませんか? お薦めですよー! スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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高次の自己と繋がる方法:最高のメンターを得る

いきなりの質問ですが、夢を実現したり目的を達成しようとする中で、問題や課題にどう対処したらいいか、どっちを選択したらいいかわからない時・・・いいアイデアが欲しい時・・・あなたはどうされていますか?今日は、そんな時のベストの方法、「高次の自己と繋がる方法」について、お話しします。 私達が「ハイヤーセルフ」という言葉で呼ぶ、私達の無意識の一部で、高次の自己である魂は、途方もなく豊かな叡智とアイデアと愛の光で満ちた意識です。 私の体験では、魂は、本当は、形がない、強いて言えば、巨大で変形自在な一定の波動の光のまとまりのようなもので、その一部は、私達の身体に、エネルギー体の中の核が小さな粒子として存在します。その光の粒を辿って違う次元、魂の光の次元に行くと、魂は実際には、一定の光の波動のかたまりで、その光が及ぶ範囲は、多次元にわたる。。そんなイメージです。 そして、魂が大きな球体だとすると、その中にたくさんの転生を生きる自己が同時に存在していて、それぞれは、見えない壁で隔てられている。。魂は、全ての転生の叡智や今生の課題、過去も未来も全て、全てを内に含んでいて、同時に全てが見えているので、個々の転生内部のレベルでは見えないことが同時に見ることができるわけです。 だから、魂は、「私」の転生を全てを同時に見る、その俯瞰したレベルの理解を「私」に与えてくれることができるし、今生で「私」が直面する課題や問題についてもベストな解を教えてくれることができるのです。 蛇足ですが、個々の転生の「私」は魂の一部なので、当然、「私」が直面する問題をいちいち「説明」する必要もありません。魂は、私の今生での課題、魂が私に託したことはもちろん、私が持つ力も弱さも、全てを知っています。 そんな魂は、愛と叡智とパワーの宝庫です。 魂の「私」への愛は、無条件で不変です。魂は、いつも、無限の愛で応援してくれています。「私」が求めさえすれば、いつでも必要な答えやメッセージを与えてくれます。 高次の自己と繋がり、ベストな解を見つけ、素晴らしいアイデアを得ることは、この現実をより良く生きる上で最高のリソースを得ることです。そんな高次の自己を「メンター」に持つことが出来たら最高ですね! 因みに、いろんな不可視の存在達が、ガイドの役割を担おうと、私達に繋がろうとしてきたりすることもあるかと思うのですが、私は、宇宙の他の意識体と繋がるよりも、自分自身の大いなる自己である魂、しいては、私達がその一部である根源の創造主と繋がるのが一番安全で最良の途だろうなと思っています。 それでは、高次の自己からのメッセージを受け取るには、どうしたらいいでしょう?それには、「サイキック」である必要も、「チャネラー」であることも必要でありません。 ただ、メッセージが送られる感覚に敏感になりさえすればいいのです! 私の経験では、高次の自己を含む無意識レベルからのメッセージは、身体の感覚や、感情や、イメージを媒体にして送られて来ます。或いは、ただ「分かる」というか、「閃き」としても送られてきます。 だから、メッセージが送られて来る時は、どんな身体の感じがするか、どんな感情が起こるか、「閃き」は、どんな時によく起こるか、等々、自分の経験から、自分だけのサインを知っておくことが大切です。 つまり、高次の自己の意識からのメッセージを受け取るには、まずは、その意識からのメッセージをイメージとして得たり、体感として感じたりすることができるように、感覚を磨いておくといいのです。 そして一旦、イメージや感覚がつかめるようになれば、課題や問題への解を得るのは簡単です。 後は、ただ、【高次の自己(魂)に尋ねる】だけ、そして、【メッセージを受け取る】だけです! でも・・・! 「魂に相談できたらいいだろうけれど、でも、魂からのメッセージをどうやってうけとるのか、やっぱりわからない。」と言われる かも知れません。でも、それはそれ程難しくなくて、あるコツがあるのです。 そのベストの方法(コツ)とは・・・魂を、【人格化すること】です。 自分の好きな「師」をイメージするのです。これは、別に新しいことでもなくて、私達が、「ハイヤーセルフ」や、自然の中のスピリットと繋がる時、あまり考えずにやっていることですね。 実はこれは、イタリアの精神科医、ロベルト・アサジオリが創始した「サイコシンセシス」として知られた手法でもあるんです。魂を人格化することで、そのレベルからやって来る理解不可能な抽象的な観念を見慣れた形に変換することができるわけです。そして、この方法は、もともと、天才や神秘家、芸術家、発明家によって何世紀もの間使われて来た方法だと言われています。 「ハイヤーセルフ」という概念自体、「魂」というはっきりした形では見れないものを、私達の脳が、人格化したものだといえますね。 =============================== まとめ:メッセージを受け取る手順は・・・ 1.課題を明確にすること。 2.高次の自己を人格化して、明確に質問する。 3.答えが、イメージや体感としてやってくるのを待つ。 ================================ ※注意:メッセージを受ける為には、次の基礎的な練習も大切です。 ①メッセージが送られてくる時の自分だけのサインを見つけておく。 ②意識を鎮める練習をする⇒これについては、マインドフル瞑想が簡単で有効です。 スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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自分を犠牲にしてダメ男(女)に尽くしてしまうのは。。

私達の中で、「自分が犠牲になっても他人を喜ばせようとする」だけでなく、人からの愛を受け取ったり甘えたりするのが苦手で、人間関係に悩む人は多いですね。。もしあなたに、何か心当たりがあるなら、今日のお話しをぜひ読んでくださいね。 ・・・ 最近読んだある本に、こんなことを書いた文章がありました。・・・つらいときや苦しいときに、頑張る、努力するというように、「何かを得ること」よりも、「何を捨てるのか」を考えましょう。人の一番深い根底には、生きる喜びや幸せを感じる素晴らしい核があって、その上に幾重にも積み重なったトラウマを一つずつ捨てていきましょう。・・・ そのトラウマを「捨てる」ことができずにいるから、私達は苦しいんですよね。 で、トラウマを「捨てる」方法は、いろいろあって、私も、私達が内に持つ輝きが、日々の生活の中で、人生の中で表現されるように、スキルやテクニックを深化(進化)させて来ています。最近は、ドイツ人心理療法家、バート・へリンガーが創った「ファミリーコンステレーション」という心理療法をワークに取り入れようとしています。 この心理療法は、虐待を受けたとかということがなくても冒頭に書いたようなことが起こることがあるということを説明しています。 その典型的な場合は、両親が離婚したり、死別した後に、その一方の親に、子供が潜在意識のレベルで「同一化」してしまう場合です。 誰でも子供は、親想いです。とても優しいのです。苦労していたり、苦しんだりしている親を見るのは、とてもつらいのです。それで、その親の痛みを無意識に自分のものにしてしまうということがあります。或いは、その親の為に、自分がなんとかしてサポートしようと思ってしまうのですね。自分が力になって、親の過酷な運命を軽くしようとする。。 これは、意識的でなくて、無意識にそう感じているだけかもしれません。でも、この優しい子供の思い自体が、子供のその後の人生で、苦しみや不幸の大きな要因となることをへリンガーは発見しました。 家族の集合無意識においては、自分より先に生まれ、自分を産み育てた親は、ランクが上なのです。その親の苦しみを、子供である自分が背負おうとすること自体、自らの運命を担う力ある存在として、尊厳ある存在として、親を見ないということを示唆するのです。親を自分より低い位置に置いてしまうことになるのです。 そうすると。。。親からの愛を受け取るのが難しくなり、しいてはパートナーなどからの愛を受け取るのが難しくなる。。自分を犠牲にしてまで他人を喜ばせようとするとか、自分が面倒を見てあげないといけない人とばかり付き合って、でも自分は人に甘えられない、というパターンができてしまう。。 家族の集合無意識の法則から言うと、子供が親の相談に乗って、「友達みたいでしょ」と喜ぶのは大きな誤解だということ、好ましくないことなのです。 逆に、親を拒絶したり、蔑んだりする場合も、親からの愛を受け取る流れが遮られるために、よく似たパターンを作ってしまうと言います。 上のように、親と「同一化する」場合、親を「拒絶する」場合を含めて、親からの愛を受け取るのを困難にする場合があります(4つのタイプがあります)。それらは、虐待や「トラウマ的なひどい経験」があるわけではないのですが、深いレベルで人生を支配する、不幸な「パターン」に苦しむことになってしまいがちだと言うのです。確かに、そのようなケースを見る時、この説明は納得できるように思います。。 そして、グッドニュースは、そのような「パターン」は、クリアーすることが可能だということです。もしそのような「パターン」をクリアーしたいと思われる場合は、私の個人セッションをお薦めします〜(*^o^*/ アマナ スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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「依存症」克服のカギ

カリフォルニアから2日前に戻って来ました。今回の短い滞在中、特に良かったことは、友人がある種の依存症のような状態に陥って苦しんでいることがわかり、早速1時間くらいのセッションを行ったところ、この数ヶ月苦しんでいた状態から、地獄と天国くらいの変化があったとのこと。その後、日が経過しても元に戻っていないと報告を受けていることです。あの状態は大分危なかった!それをサポートできたことは本当に良かったです。 その友人との話が強烈な印象を残しているので、今日は、「依存症から自由になる為に」という内容で、思うことをシェアしますね。 ・・・ さて、仏教では、苦しみの原因の一つは、【執着する心】にあると教えています。そして、意識的なプロセスで、執着を手放していくことは可能です。でも、「依存症」の状態になると、身体感覚レベルで、何かへの執着が手放せなくなってしまうのです。 苦しいのは意識では手放そうとするのにそれができないということです。それは、潜在意識、つまり、身体感覚意識レベルで条件付けがされてしまうことから起こります。その条件付けとは、「あること」をすることで、脳内の快感ホルモンが増えるという繋がりが作られることで形成されると言えます。 私達は、快感を得るためにいろんなことをしますよね。私など、夏の間、「金時アイス」を食べるのがクセになって、1日2本くらいは食べていました!「依存症」は、例えば、その「金時アイス」を食べることが頭から離れず、自分の意志でコントロールできないようになってしまう状態なんですね。 ある意味、「金時アイスの奴隷?」みたいな状態になってしまうわけです。 それじゃ、どうしたらその「依存症」を克服できるでしょう。。? ・ ・ ・ 実は、これは潜在意識レベルの問題なので、NLPの手法とエナジーワークで、この状態は比較的簡単に解除できるんです。でも、潜在意識レベルの条件付けを解除しても、【「依存症」をもたらした意識】をクリアーしないと、同じパターンが他でも作られる可能性があります。。 それでは、その【「依存症」をもたらした意識】って何でしょう? ・ ・ ・ ・ ちょっと話は飛ぶのですが、シベリアのタイガの森に生きるアナスタシアという女性のことはご存じでしょうか?私は去年初めに、彼女の本を読んだのですが、涙が溢れて止まりませんでした。 彼女との経験等を綴った10巻本の第4巻目『共同の創造』に書いてあったことをちょっと要約しますね。(pp. 209-210) 彼女は、4巻目で、ある異星人達が地球を支配下に置こうとしていると言っているのですが、その方法は、「宇宙に人間よりも強い誰かがいるという人間の意識」を凝縮した液体を作り、それに光を当てた光線を人間に当てると、人間の中に恐怖や崇拝、狂喜の感覚を呼び起こし、人間の意志と自覚、肉体を麻痺させることができる。こうして、人間の思考を支配して彼ら異星人を崇拝させ、隷属状態に置くようにすることによってだと言います。 つまり、人間が、「自分は完全な創造物でないという意識を受け入れ、他の惑星の存在達の方がもっと強力な知性だと想像する瞬間、自らのその思いが彼らに力を与える」とアナスタシアは言います。 地球を支配しようとする異星人の存在があるかどうかは差し置いても、要するに、【自分の内なる根源=神を信じること】このことが、何者にも支配されない為の、最大にして最重要の鍵だということなのです。 そして、このことが、心身の「依存症」や「中毒症」を克服する上でも、そして、もっと言えば、苦しみの原因である「執着」を手放す上でも、一番大切な鍵だと私は思っています。 【「依存症」をもたらした意識】とは、【自分の内なる根源=神の存在を忘れてしまって、それを信頼せず、自分以外のものに力を明け渡してしまう意識】だと言えます。 ・・・ 執着を手放してはいるけれど、生きることに諦めているわけでもなく、目的や目標に向かって瞬間瞬間を精一杯生きている状態。。 傲るわけではないけれど、静かな自信と静かな喜びに満ちて、日々目の前の仕事に精一杯打ち込んでいる状態。 本当の自由は、やっぱり、そのこと抜きにはあり得ない、ということなんですよね。 抽象的な話になったかもしれませんが。。 カリフォルニアの友人の「依存症」がきっかけで、考えたことでした。 アマナ スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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「運命」を変える方法

今日は、「不幸の家族連鎖」についての続きですが、「運命」を変える方法という角度から、お話ししたいなと思います。 実は私は、6~7才くらいの頃に、自分が生まれた「星」のことを思って、「楽じゃないな」とと思ったことを覚えています。何か嫌な事があったから、というのでなかったのですが、どうしたわけか、そんなことを思ったのです。 その後、10代から、天が定めて自分で変えられない「宿命」という考えがすごく嫌で、その頃から、「運命は自分の力で変えることができる」と信じて、いろいろ模索して来たように思います。 そして・・・その後の人生のいろんな過程を経て、今思うことを、お話ししてみたいと思います。・ ・ ・ 「宿命」は、どんな家族や境遇に生まれたかということで、魂が生まれる前に決めたことで、自分では変えることができない「前提」だということ。人生全体を通した学びや体験の出発点、基盤です。それは抗うことはできないもの、それがどんなに厳しい状況でも、「受け入れる」しかないものです。 どんな親や家族関係の下に生まれてくるか、というのは、「宿命」の最も肝の部分ですね。どんな親でも、どんな家族でも、それは自分が地上に生を受けた基盤で、それは「宿命」ですね。 それに対して、「運命」は切り開くことができるし、変えることもできるものだ、ということです。どんな家族や境遇に生まれたか、という「宿命」は変えることはできないけれど、「運命」は変えることができる。 私達は、「宿命」から出発しながら、生命の動き、つまり、生命を運ぶやり方次第で「運命」を変えることができます。 それじゃ、虐待するような親だったり、両親がすでに亡くなっていたり、極貧家庭であったり。。できたらそんな境遇に生まれたくなかったと思うような環境のなかで、子供時代に心に深い傷を負って、今も苦しむ自分が、どうやって「運命」を切り開いていける、変えていけるというのか。。そう思うかもしれませんよね。 ・ ・ ・ いろんな過程を経てきて今思うのは、その「運命」を切り開く第一歩は、まず、 【ありのままを認め、受け入れること】 それらの体験の全てを、魂が自分に与えた貴重な体験の機会として受けとめ、受け入れることから始まるかなと思います。 そして【すべての体験を、魂の次元から観て、それらすべての体験に感謝すること】 苦しみも、悲しみも、喜びの体験も、それらの感情も、この身体を持ってこそ得ることのできるものです。それらの体験を魂のレベルから俯瞰して感じると、それらの苦しみと「同一化」しない自分の部分に気づきます。 そして、良いも悪いも、それぞれ、身体を持って体験して、そこから学ぶことのできる本当に貴重な機会だということを実感するかもしれません。そうすると、心の周りに垂れ込めた重い雲が晴れて、自分の内なる根源ともっと繋がり、次に取る行動がパッとひらめいたり、直観が湧き上がったり、身体の内からフツフツと、訳もなく感謝と喜びの感覚が湧き上がってきたりするのです。 心の周りに垂れ込めた重いエネルギーがないし、自信を感じるので行動も迅速にできます。「運命」を切り開くのは、具体的な行動です。魂としての自分を苦しみの体験に同一化せず、あらゆるものに感謝して、日々、誠心誠意、必要なことを行動に移して実践していく。。これだけでも、「運命」が切り開かれ、「運命」が変わります。ただ、自分がいくら「感謝して、誠心誠意、必要なことを行動に移していても」なぜか問題のパターンが世代間で見られる。。 そんな時には、前回のブログでお伝えしたファミリーコンステレーションのアプローチを基に、家族の集合無意識のことを理解して、「問題の原因」を特定できれば、後は内なる根源と繋がった意識でより早く、より効果的にそれらを解決できる方法があります。 その場合、【内なる根源と繋がった意識状態からワークする】・・これがポイントかなと思っています。バート・へリンガーのファミリーコンステレーションは、問題が発生した「原因」を家族システムの中で特定するのに、「布置を置く」という方法を使います。ただ、「布置」を置いて解決に向かうファシリテートにはかなりの熟達が必要のようです。 私は、同じ理解を基礎にしながらも、その特定化を、「コア言語」を使ってより簡単にできるように開発したMark Wolynnという人の方法を、最近発見しました。この方法は素晴らしいので、クライエントさん向けのワークにとりいれるつもりです! でも、「特定化」はあくまでも準備段階です。実際の解決や、癒しは、一定のワークを行うことによってこそ可能で、私は、それを、根源と繋がった意識から行うようにサポートするので、よりパワフルな効果が期待できるわけです。 世代間の不幸パターンは、次の子供の代に行く前に自分の世代で終わらせることが可能です。或いは、次の世代に引き継がれているかも知れないと思われている場合でも、遅すぎるということはありません。 そして、こうして、家族の内部に調和が生まれた後は、自分の「運命」を変えるのは、ずーっと容易くなります。人生、山あり谷あり、良いことも悪いこともありながら、生命の恩恵の流れと共に、心から願う現実を創造していくことは必ず可能です。 そして、このようなワークは、私の「魂の自己実現」個人セッションコースで提供しています~☆ スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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不幸の家族連鎖の謎:魂のもつれ

原因不明の不幸が、直系の家族だけでなく親族のなかで起こることに気づいた時、私達は、「カルマ」や「先祖の因縁」という言葉での説明になんとなく納得して、自分ではどうしようもないものだと思ってしまうのが一般的だと思います。 「ファミリーコンステレーション」と呼ばれる心理療法創始者である、ドイツ人のバート・へリンガーは、それを「魂のもつれ」という表現で説明しています。 「魂のもつれ」とは、世代を超えて、家族の集団的無意識(家族の「集合無意識」)による「愛の秩序」の法則が作用するものです。まずは、それがどんな形で現れるか、極端な一例ですが、へリンガーの本から紹介しますね。へリンガーを訪れたある弁護士 のお話しだそうです。 ・・・・ この弁護士は、自分の家系で起こったことを調査して尋常でない事実を発見しました。この弁護士の曽祖母は、ある男に出会い恋におちたのですが、その時すでに彼女は結婚し、結婚相手との子供を身ごもっていました。彼女の夫は27才の時の12月31日に死亡しました。 その後、曽祖母は出会った男と結婚し、その男との間に一人の息子が生まれました。曽祖母は早死にした元夫の遺産を、元夫の子供には渡さず、再婚した相手との間に生まれた息子に全て与えました。 その時から、この家系内では、すでに3人の男が皆、27才で12月31日に自殺しており、この弁護士がへリンガーを訪れた時は、彼のいとこが27才になったばかりで、12月31日が近づいていました。彼は忠告するためにいとこの家に行ったのですが、いとこがすでに自殺するためにピストルを購入していたことを知りました。 後に、この弁護士はまたへリンガーのもとを訪れました。なぜなら、今度は彼の中に自殺願望があることを感じたからでした。へリンガーは、彼に、曽祖母の元夫を思いながら、その死者に向かって次のように言わせました。 「私はあなたを認めます。私の心の中にはあなたの居場所があります。私は不正が修復され癒されるよう、あなたに対して行われた不正を沈黙の中に葬ることはしません。」 それ以降、その弁護士はパニックに陥ることがなくなったとのことです。(へリンガー著『いのちの営み、ありのままに認めて』p. 21) ・・・・・・ これほど極端でなくても、何かの「不幸」の似たパターンが家族の中に見られると、おそらく「祖先の怨念」だろうと言われたりするかもしれません。そうして、ご先祖様にろうそくを立てて祈るとか、パワフルな神様にお願いするとか、高次の霊にその癒しと浄化を依頼すると思います。 へリンガーのファミリー・コンステレーションのアプローチが画期的なのは、そのような現象を、家族の集合無意識(彼は「集合的良心」と言います)によって説明していることです。 その集合的良心は、大体3世代くらいの家族の集合無意識で、家族の各メンバーは、死産、中絶でなくなった赤ちゃんや、犯罪や虐待、不義を犯した人も含めて、誰でも、その家族システムの中に独自の位置をそれぞれ持っていて、その家族システムに属する平等の権利があると捉えています。 もし、家族の内の誰でも、尊厳を否定されり、属する権利又は対等な地位を奪われて排除されたり、非難されたり、尊重されなかったり、忘れ去られたり、無視されたり、或いは、別の家族のメンバーのロスから益を得る、ということがあると、後の世代の誰かが、本人の無意識レベルで、そのような不正な対応を受けた家族と「同一化」することで、その家族メンバーの運命と同じような運命を繰り返す、ということです。 このように、ある人が無意識に、その存在も知らないのに、前世代にいた家族メンバーの運命を背負い、その人と同じような人生を生きてしまうことが起きるということを彼は「魂のもつれ」と呼んでいます。 へリンガーはこう言います。「私達の生命は両親からというよりも、両親を通してこの世に来る。生命は遙か彼方からやってくる。そして、私達は、両親に敬意を表し、両親を認め受け入れることによって、両親を通して、遙かかなたからやってくる恩恵を受け取る。」 へリンガーは、「原因不明」の心の病を含め、数多くのケースを観察し、「家族」のその恩恵が健康的な形で流れる為には、ある一定の原則が尊重される必要があるということを発見しました。 つまり、家族の集合無意識は、【愛の秩序】(=「4つの法則」)に従って、子孫に潜在意識レベルで強力に影響を及ぼすということなのです。 因みに、その法則とは以下のようなものです: そして、上に書いたような「魂のもつれ」が、どの家族の人生から起きているかを特定できた場合、その家族メンバーの困難な運命を認め尊重し、その家族メンバーに「真実の言葉」を伝えることによって、家族の集合無意識の中の「愛の秩序」が再構築されて、不幸の連鎖を断ち切ることが可能となる。。。 簡単に言うと、これがへリンガーのアプローチです。 祖先の怨霊とか悪い因縁だとかということで説明するのではなくて、家族の集合無意識が、自分の家族システムの中で 【無視されたり切り捨てられたりした部分(家族)を全て認めて愛しましょう〜!】と作用するということなのです。 実際、彼が使う方法で、子孫の長年の苦しみが一瞬にしてなくなった、良い変化が即座に起きた、ということが数多くあるようです。 それってどんな方法なのでしょう。それについては、次のブログで。。 スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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逆境を飛躍のチャンスにするのはコレだ

先日オリンピックニュースを飾った荻野と瀬戸の競泳400メートル個人メドレーでの快挙の裏の話が素敵ですね。 荻野君が右肘を骨折して、治った後もまっすぐ伸びなくなり、スタミナも養えなくなった。その状態でどうすれば早く泳げるか、工夫を凝らした末に編み出して、その「省エネ」泳法が、むしろ彼を勝利へと導いた。。これは、ほんとに素晴らしい話ですね。 みなさんも、「あの危機を乗り越えるために必死で工夫をしたから、今の自分がある」という経験はありませんか? 危機や困難のない人生はないと言ってもいいのですから、多かれ少なかれ、私達の誰もが、人知れず、自分自身の競泳での「金メダル」を獲得した経験を持っていると思います。 そして、そんな出来事を振り返って、「逆境や危機は飛躍のチャンスだ」と思ったりするのかもしれません。 ただ、その危機の真っ最中にいる時は、「これは飛躍するチャンスだ」なんて、考える余裕もなく、ただただ、危機を乗り越える為に、とにかく出口を求めて必死です。でも、たとえ真っ暗闇の穴底に落ちてしまっても、諦めずに探して行くと、必ずそこから抜け出る出口が、その方法が、見つかるんですよね。 危機に直面したときに、それを飛躍のチャンスにするかそうでないかの違いは、きっと、【諦める時点の違いにある】のではないかなと思います。 危機に直面したときに、それをチャンスに転換する前に諦めてしまうか、克服するまで諦めないか、その違いです。 それじゃ、諦めないで継続するのはどんな場合なのでしょうか?それは一つには、克服してやろうとしていることが、どれだけ心からやりたいことなのか、ということと関係があると思います。 本当にやりたいことは、ちょっとやそっとでは諦めませんよね。そして、こんな言葉が出てくるのです。「おかしいな。うまく行くはずなのに、なんでだろう?」・・・「心からやりたいことは必ず実現する」というのが心のどこかにあるのです。これを根拠のない信頼、というのでしょうか。。 でも、ここで大切なことがあります。それは・・・ 「危機を乗り越える方法として、一つのことにこだわらない」 ということです。 これがダメなら、あれでやってみよう。それもダメなら、他に方法はないか?ここの場所がだめだったら、他の場所でやってみよう。。とにかく、一つにこだわると、チャンスを逃すことになる可能性が大きいです。危機を乗り越えた向こうを見ながら、そこに辿り着く行き方を、柔軟に探る。。こんなスタンスが大事ですね! ところで、私の場合は、一旦、あることを成し遂げると心底から決めたら、かなりしつこく、それを実現するまでは簡単には諦めないです。でも、その諦めない性格が「あだ」になって、うまく行かないのに苦労してそれを成し遂げて、でも、結局、いろんなタイミングがずれていたという経験があります。 博士号の学位を取った後の話です。あるこだわりの為に、いろんな機会を逃してしまいました。痛い学びでした (><;; 危機を乗り越える方法やうまく行くための方法は、一つのことにこだわらないということ、これ大事です! 愛を込めて。。アマナ スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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「もう終わりかも」と何度も思いました

私は何を根拠にそう思ったのか覚えていないのですが、「今年(2016年)は飛躍の年だ」と思っていました。そして、今年の7月から、もしかして、本当にそのプロセスが始まったのかもしれないという気がしています。ここでは詳しく話せないのですが、7月初めに、「あること」が起きて、精神的にも物質レベルでも、本当に粉々になってしまいました。 7月中は、メルマガを書きながらも、私の個人的な生活では、今まで気づくことができなかった自分の課題が一気に浮上して、古い機能不全の部分を粉々に粉砕したということが起こっていたんです。。 私は本当に「もう終わりかも」と何度も思いました。 今もまだ、粉砕された後のカオスの状態からの再起のプロセスにあるのですが、でも、この「出来事」があったことで本当によかったと思っています。 一つには、このことを契機に、今後の事業のやり方をどのようにしていくかという点で、以前のようにアバウトなやり方ではなく、地に足をつけて堅実に再検討することにしたからです。 その他にも、別の意味での「死」を決定的に体験しました。 今回のことは、私の今までの人生で初めてといえるくらい、大きく深い衝撃のあった内容なのですが、もしかして、この死と再生のプロセスを経て、私も次の段階に進んで行くということなのかもしれないと感じています。。 今回、「もうだめかもしれない」と思った時、以前、「カンブリア宮殿」で紹介されたある中小企業の社長さんが言っていた言葉を思いだしました。その人の会社は、定年退職された人達を主に雇用して大きな成長を成し遂げたというものだったと記憶しています。 その社長さん自身、かなり高齢で、難病の病気も持っておられ、歩行さえ困難なのです。その人は、「挑戦や困難は自分を成長させてくれるから、自分にとって、それはある方がいいんだ。なければ自分から求めて行く」というようなことをおっしゃっていました。 私達は、「幸せとは何も問題がなくなった時、全てがスムーズに運び、全ての望みが叶っている時に訪れるものだ」という風に思っている節があるかもしれません。 でも、その人の見方では、「非常な問題や困難に直面することは、自分の成長の機会を与えてもらっているから、自分は幸せだ」というものなんです。 私は、今回のことで、夜も眠れない日々が続く、粉々になってしまった状態で、彼が言っていた言葉を思いだしました。すると、本当に、困難な状態は同じなのに、「今のこの困難を、この身を持って体験してこうして生きている自分はなんてラッキーなんだろう」と、心から有り難い気持ちになったのは、本当に不思議でした。 もし「成功とは、幸せを感じる瞬間をたくさんもつこと」だとしたら、私達は、一見成功とはかけ離れた困難な状態にあったとしても、日々の一つひとつの行為で、自分自身に対して成功を収めていくことが可能なのかもしれませんね。 もしあなたが困難に直面しているなら、決して諦めないで下さいね。内なる直観を信じて、一つずつ行動を起こして行けば、必ず出口は見つかりますよ! 愛を込めて。。 スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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「障害者はお荷物」という意識

相模原市の施設で生命を奪われた19名の方のご冥福を心からお祈り申し上げます。 この事件を起こした男性の「障害者はいない方がいい」というその意識、その意識によって生命を奪われた方々を思うと、深い悲しみに襲われます。そして、その意識を考えると、何とも言えない思いに心が沈みます。 この障害を持つ人に対する認識は、何を「成功」と見るのか、何を「幸せ」と見るのか、ということについて、私達の社会の多数派の意識を反映しているように思うのです。 容疑者の狂気の行動、それは決して許すことのできないことです。でも、それと同時に、彼がそのような意識をもって、何の問題も感じないでこの犯罪を実行に移した、その現象を生み出す背後の大きな集合意識は、私達一人一人が形作っています。そのことを思うと、何とも言えない気持ちに心が沈むのです。 魂が「障害を持って生まれる」ということを選んだ、その理由は、様々にあると思います。でも、一つ言えるのは、そのような生を選択した魂の強さ、愛の深さです。 それがなぜ「強い」のか。魂が、制限ある心身の生を選ぶということは、その個人がそこから学び成長する【強さがある】ということが前提にあって初めて可能です。その生を生き抜く強さがあるからこそ、魂はそれを選ぶことができるのです。一つの生れ変わりで、3つ4つくらいの生れ変わりの学びと成長のプロセスを経ることさえ可能だと思うのです。 そしてまた、それがなぜ「愛の深さ」を表すのか。ある魂は、その家族に大きな成長の機会を提供するために、障害のある生を選ぶことがあると言います。自らは、社会の「成功者」の基準からは、遙かにかけ離れた存在となることを選ぶことによって、その家族に言葉に言い尽くせないような深い学び、深い愛と祝福の機会をもたらすのです。 本当に、表面的な尺度では計り得ない魂の愛の意図が、個々の生命の選択に、込められているのです。 その意図を成就する貴い機会を奪う権利は、どのような人間にもありません。 この社会の多数派の意識は、障害を持つ人は「お荷物」だという意識がどこかにあるのかもしれない、そう思います。 例えば、東京の電車の乗り換えで、障害者が一人で自由に行動できるようなインフラは、ほぼ皆無です。 私は、2年前、東京で長期間にわたるセミナーに参加する為、あちこちの安いホテルを選んで泊まった為に、頻繁にホテルを変えていたので、ほぼ毎日、古くて重いスーツケースを持って移動していたことがありました。体力がそれ程ない私にとって、その移動は、とってもつらいものでした。重いスーツケースを担いで階段を上り下りせざるを得ないところが、ほとんどだったのです。エレベーターはどこか、駅構内の端の、どこか遙かかなたの、大きく遠回りしないとアクセスできないような、そんな所にしかなかった。ベビーカー、車椅子の方達はどうしてるんだろうと思いました。 ちょっと比べてみると、例えば、私が住んでいたバークレーやベイエリアという地域も、福祉はそれ程充実しているわけではないですが、障害者が一人で車に乗ったり、一人で街中を車椅子で移動したり、買い物に行ったり、集まりに参加したりしている姿があちこちに見られました。 このような違いは、障害に対する考え方の前提が違うからだと思います。 障害者が社会の「お荷物」だという捉え方から、学びをもたらしてくれる祝福された存在として、私達の意識が変わって行かないと、今回の事件は、容疑者一人の異常性の問題として片付けられて、 経済的に厳しい世相になるにつれ、「弱者は社会のお荷物」という意識が、なくなるどころか、ひどくなっていく可能性も考えられます。 ・・・ まずは、私達自身が、魂のレベルから理解する視点を持って、異なる存在への尊敬をはっきり持つことから変化を作れたらいいなと思います。だって、私達は、本当に、深い意識のレベルでは、一つに繋がっているんですから。 今日も最後までお読みくださり、どうもありがとうございます。 スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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「死と再生」:カオスは新たな創造のチャンス

いきなりですが・・最近、つくづく、人生って、生命って、「死と再生」の繰り返しだなーって実感しています。 私達は、「意図」を明確にしていると、そして、その「意図」に従って行動していると、現実の様々なことが、その意図の実現を軸に取捨選択されていくのを目の当たりにします。 特に、その「意図」を精妙な波動の意識で発していると、現実のなかでの様々なことが、その「意図」にそのまま応えて、大きく、早い動きが起こりだして、「古いモノ」が一気に壊れるということがあります。 大体、何か「より良いこと」を実現する、というような意図が実現される時には、その「より良いこと」が起こる前に、今の「より良いこと」でないもの、つまり「古いもの」を手放す、というのは、避けて通れないプロセスです。 何か新しいものを実現しようとする時には、「古いモノの死=手放し、破壊」を、多かれ少なかれ必ず伴います。そして、このプロセスは、なかなか生半可では通過できないことが多いです。少なくとも私の人生では、大体そうですね。 例えば、それほど強烈でない例として、架空のAさんの話をすると。。 Aさんは、B氏と出会って、お付き合いを始めました。最初はB氏っていいなーって、とっても好意を持ってたんですが、何度か会う内に、「自分が本当に人生のパートナーとして長く深く関わって行きたい人ではないかもしれないあ」と、次第に感じ出します。 Aさんは、それでも、B氏と会ってる時はすごく楽しいし、別に何か問題のある人でもないし、「分かれる理由はない」と、誘われるままにたまに会ったりするわけです。でも、心の深くでは、Aさんは、「本当のパートナーに出会うこと」を「星に願っています」。つまり、その「意図」を発しているわけですね。 このAさんのような場合も、その「意図」を発する時に、どんな意識の波動でその「意図」を発しているかで、その「意図」が実現する早さが決まります。 私の体験から言うと、根源エネルギーに近い波動で「意図」を発すると、根源エネルギーはそれに応えて、現実の変化を早く作るように動き出します。そして、その変化の中身は、より深いレベルの魂の意図を軸にいろんなことが並べ替えられていく、そんな印象があります。 さて、もしAさんが自分に正直な気持ちを見つめず、いろいろと口実を作って、一時凌ぎを続けて選択を先延ばしにするとか、自分の本当の気持ちを感じてても、それに蓋をしてしまっているとか、何かの「抵抗」があったりすると、結構、強制的な形で、その本当の気持ちに目を向かせるようなことが起きたりするのです。 AさんとB氏の関係では、何かが露呈して、互いに深い不信感をもつようなことが起きたりするかもしれません。それが、「別れ」になってしまうか、もっと深いレベルで理解しあい、新たな繋がりを感じるようなことが起きるか、それはわかりません。 ただ言えるのは、何らかの形で、変化の動きが表面化するだろうということですね。現状の「古い」状態のまま、タラタラ行くということはもはやできなくなるのです。 根源エネルギーと繋がって意図を出さなくても、遅かれ早かれ「願い」に応えて何かが起きるのは時間の問題なのですが、根源エネルギーと繋がって意図を発するとそのプロセスが格段に早まるのです。 そして・・ それを「危機」にするか、「チャンス」にするかは、AさんとB氏次第なのです。もしAさんが、B氏との関係で起きていることを、自分が「星に願っていた内容」も忘れ、自分の心の願いの反映だということに気づかないまま、「なぜかわからないけれど自分が被ったしんどい現実だ」としか捉えられなかったら、或いは、「ああ、私って男運がないんだわー」とだけ思って、悲しさと失望に心を砕かれて、そこで古いモノを強化する「信念」を持ってしまうことになったとしたら。。 それは、本当にもったいないことです! 確かに、渦中にいるとこれは次に「もっといいもの」が来るための準備なんだ〜!なんて、なかなか思えませんよね。でも!ここがとても大事なんですよね。 どんなことでも、「危機」は破壊、一旦ゼロに返すことなんですよね。この破壊のカオスは、新しいものが創造されるチャンスを提供してくれているんです。もっと正確に言うと、このカオスのゼロからしか真に新しいものは創造することはできない、とさえ言えるのです。 実際、私達の身体の細胞も、この死と再生を絶え間なく繰り替えしているということなのですが、それと同じことは人生でも言えると思います。 もしあなたが、今、大きなチャレンジの渦中にいるなら、古いモノが消えて行く、その「破壊」のプロセスを、【次へのチャンス】だと捉えてみませんか? そして、その「破壊」の後に、何を創造するかは私達の意図の手中にあるということ。。その破壊のカオスの後に何を創るかは、その渦中にどんなビジョンを見続けるのか、これにかかっているのです。 因みに、根源エネルギーは、基本、とっても優しいので、「破壊」といっても、必ず大丈夫だとわかるんですよね。 「死と再生」って、ちょっとおどろおどろしい表現をしなくても、要するに、「いろいろある」のが人生。私達それぞれ、この「いろいろある」人生を通して、心からの願いを実現しながら、たくさんの美しく幸せな瞬間が魂に輝きを刻む、素晴らしい人生を送りますように。。 そんな願いを心に抱いて、ホーリーファイアーレイキ講座、オンラインワークショップ、そして、「魂の自己実現」コースを通して、一人でも多くの方のサポートを心を込めて提供するのが、私の喜びです(*^o^*)/ スピリチュアルヒーリングとスピリチュアルコーチングのDr.アマナのTOPへ戻る

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