「もう終わりかも」と何度も思いました

私は何を根拠にそう思ったのか覚えていないのですが、「今年(2016年)は飛躍の年だ」と思っていました。そして、今年の7月から、もしかして、本当にそのプロセスが始まったのかもしれないという気がしています。ここでは詳しく話せないのですが、7月初めに、「あること」が起きて、精神的にも物質レベルでも、本当に粉々になってしまいました。

7月中は、メルマガを書きながらも、私の個人的な生活では、今まで気づくことができなかった自分の課題が一気に浮上して、古い機能不全の部分を粉々に粉砕したということが起こっていたんです。。

私は本当に「もう終わりかも」と何度も思いました。

今もまだ、粉砕された後のカオスの状態からの再起のプロセスにあるのですが、でも、この「出来事」があったことで本当によかったと思っています。

一つには、このことを契機に、今後の事業のやり方をどのようにしていくかという点で、以前のようにアバウトなやり方ではなく、地に足をつけて堅実に再検討することにしたからです。

その他にも、別の意味での「死」を決定的に体験しました。

今回のことは、私の今までの人生で初めてといえるくらい、大きく深い衝撃のあった内容なのですが、もしかして、この死と再生のプロセスを経て、私も次の段階に進んで行くということなのかもしれないと感じています。。

今回、「もうだめかもしれない」と思った時、以前、「カンブリア宮殿」で紹介されたある中小企業の社長さんが言っていた言葉を思いだしました。その人の会社は、定年退職された人達を主に雇用して大きな成長を成し遂げたというものだったと記憶しています。

その社長さん自身、かなり高齢で、難病の病気も持っておられ、歩行さえ困難なのです。その人は、「挑戦や困難は自分を成長させてくれるから、自分にとって、それはある方がいいんだ。なければ自分から求めて行く」というようなことをおっしゃっていました。

私達は、「幸せとは何も問題がなくなった時、全てがスムーズに運び、全ての望みが叶っている時に訪れるものだ」という風に思っている節があるかもしれません。

でも、その人の見方では、「非常な問題や困難に直面することは、自分の成長の機会を与えてもらっているから、自分は幸せだ」というものなんです。

私は、今回のことで、夜も眠れない日々が続く、粉々になってしまった状態で、彼が言っていた言葉を思いだしました。すると、本当に、困難な状態は同じなのに、「今のこの困難を、この身を持って体験してこうして生きている自分はなんてラッキーなんだろう」と、心から有り難い気持ちになったのは、本当に不思議でした。

もし「成功とは、幸せを感じる瞬間をたくさんもつこと」だとしたら、私達は、一見成功とはかけ離れた困難な状態にあったとしても、日々の一つひとつの行為で、自分自身に対して成功を収めていくことが可能なのかもしれませんね。

もしあなたが困難に直面しているなら、決して諦めないで下さいね。内なる直観を信じて、一つずつ行動を起こして行けば、必ず出口は見つかりますよ!

愛を込めて。。

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