先週末の夜のNHKのテレビで放映していた番組で(題は忘れたのですが)、取材者が、兵庫県の内陸部の山間部の村に住む元気な高齢者を訪れて、元気の秘訣を聞いていたのですが、彼らの生き様に感動しました。
85才で現役バリバリで、ミツバチ採取の仕事を続ける若々しいお祖父さん。彼は、「人間は愛情を注いでも裏切ったりすることがあるけれど、ミツバチは愛情を注いだら、必ず返してくれる」と言い、自分が与える細やかなケアに対し、ミツバチが与えてくれる恩恵に感謝して、毎日を幸せに、元気に生きているとのこと。生き生きと輝いて、幸せそうでした。
そして、102才で一人暮しのお祖父さんは、自分が生れ育った、山間の小高いところにある家に一人住みます。一人でミニバイクを乗り、薪を集め、薪で風呂を毎日沸かし、料理も自分で作り、朝起きては太陽に感謝の祈りを捧げ。。そのお祖父さんも、自分が受け取るもの全てに対して、有り難い、感謝の気持ちで毎日を過ごしているといいます。一人でも幸せで、満たされた生活を送っているのが、表情からも感じ取れました。
これらの元気で、満ち足りた幸せの中で生きるお二人の有様を見て、共通することに気がつきました。それは、二人とも、自分が日々受け取っている恩恵に心から感謝している、ということです。
「感謝したらいい」ということは普通よく聞きますよね。感謝の気持ちは私達のエーテル体(エネルギー体)に、宇宙の精妙なエネルギーをもたらすということを言う存在がいるのですが、彼らの元気さを見たとき、それは本当だ!と実感しました。感謝の気持ちは、私達のハートをひろげてくれて、私達の意識の波動を高めてくれます。そして、それは、心身のレベルでも、「元気」をもたらしてくれるということなのです。
たとえ今、しんどい状況に置かれていても、毎日何か、一つでも、心から感謝することを見いだして、それを一日中、何度も思い出して感謝の気持ちを感じてみましょう。気持ちが前向きになっているのを感じますよ。そして、きっとその波動を感じて、それに応えてくれる人が出てきたりしますよ。
因みに、ほとんどの場合、「奇跡」は、人間を通じて起こるということを、私達は忘れてしまいがちですよね。人が親切にしてくれたら、「宇宙」に感謝をするのもいいですが、その親切にしてくれた人に、ちゃんと「ありがとう」と、心から感謝の気持ちを伝えましょうね。守護霊にしても、創造主にしても、そして、人間も、感謝の気持ちを表されると、それに喜びを感じて、もっとそれに応えようとしますよね。。
こうして、感謝と喜びの循環が、現実レベルで生まれていくのですね。