私は、6月21日からまた北カリフォルニアに行くのですが、今回は、今までやったことのないことを試してみようと思っています。それは、一言で言うと、【聖なる山、シャスタ山とつながり、あなたの意図を放つ】というものです。ここで少し、シャスタ山についてお話ししておきますね。
シャスタ山とは
北カリフォルニアにある標高4332メートル活火山であるシャスタ山は、ネイティブアメリカンにとって、古くからの聖なる山で、「大いなる精霊、グレイトスピリットがこの世界の最初に創った聖なる山だ」と言い伝えられています。
シャスタ山は、シャスタ(男性のエネルギー)とシャスターナ(女性のエネルギー)と呼ばれる2つの山が統合されたもので、シャスタ市(南西側)から見ると2連の山ですが、北の方角から見ると、富士山のような形状になっています。つまり、陰陽のエネルギーが調和した聖なる山で、両極が統合された根源の力をチャネルする地場を形成していると言えるのです。私は、このことが、シャスタ山が、地球の「魂の座」であるハートセンターにあたると言われるエネルギー場を形成することと関連があると思っています。
私も、以前、著名なシャーマン、ブラント・セクンダのワークに参加する為、シャスタを訪れた時、「シャスタ山は地球のハート(魂)にあたる」と彼が言っていたのを覚えています。ある人は、「シャスタは地球の【第8チャクラ】にあたる」と言いますが、それは、ハートセンターの奥の魂の波動を指すものとして捉えると、同じことを語るものだと理解できますね。
更に、シャスタ山は、富士山と直接つながっているとも言われていますが、日本にいる私達がシャスタのエネルギーとつながることで、片割れ同士が統合されて、意識の波動が次のレベル(5次元)に移行するのをサポートしてくれることでしょう。
シャスタのエネルギーと繋がり意図を発する
6月末に予定しているのは、このようなシャスタ山の聖なる場所で、あなたとあなたの意図を、シャスタのエネルギーにつなげることです。
具体的には、あなたが持っている2つの石、或いは、あなたの為に私が購入する2つの石に、私があなたに代って、あなたの実現したい夢(や意図)をインプットして光をチャージして封印し、その内の1つを、シャスタ山のどこか、導かれたベストの地点に埋めて、日本にいるあなたとその場所をエナジーワークでつなぎ、あなたの意図がシャスタ山のパワーに乗って宇宙に放ち続けるように、簡単な儀式と瞑想を行います。そして、もう一つのクリスタルを、日本帰国後に、あなたにお送りします。
詳細は、こちらのページをご覧下さい。
今回、シャスタ山で行うワーク、つまり、意図や祈りをオブジェクト(物)に込め、それをシャスタ山のパワーの場所に捧げる、というワークは、それと似たことを、実は、私は、1992年に、ブラント・セクンダという著名なシャーマンのワークショップで行ったことがあるのです。
25年前のイニシエーションと祈りの儀式
ブラント・セクンダは、ハートのシャーマンで、鹿が彼のパワーです。カリフォルニアに移ってすぐ、あるシャーマンがシャスタ山で、シャーマニズムを教えるというので、私はただ直観に従ってそれに参加したのでした。
当時、私は、ブラントセクンダのことも、シャスタ山のエネルギーが地球のハートのセンター(魂の座)とも言えるものだということも、ハートセンターの真の意味も、私のスピリチュアルな道(アマナのミチ)のことも、何もよくわかっていませんでした。ただ、惹かれて参加しただけでした。
でも、今、全てはパーフェクトに意味があったということがわかります!その一つ一つについて書き出すと長くなるので、ここでは省略しますが。。・・・
25年前、私は、シャスタ山で、短いバージョンの「ビジョンクエスト」を行いました。「ビジョンクエスト」とは、山の中に一人入り、自分のパワーの場所を作って、4日間、飲まず食わずでその場所に留まり、グレイトスピリットから自分の人生のビジョンを受け取る、という、ネイティブアメリカンのイニシエーションの儀式です。
その時は、ビジョンクエスト自体が目的ではなかったので、2日間だけのものでした。でも、地球のハートセンターであるシャスタ山の深い森に一人入り、自分の場所を見つけて、一晩中、森のスピリットを感じて、ただそこにいる、という経験は、今から思うと、私にとってのスピリチュアルな道の始まりの、イニシエーションを象徴するコトだったのかもしれません。
私達はまた、祈りの矢を作り、シャスタ山の下層深く、広大に拡がる太古の洞窟の歩いて訪れることのできる一番奥深く、地球の子宮とも喩えることができる漆黒の深みにまで歩いて下りていきました。そして、そこに、その祈りの矢を、祈りと儀式と共に、捧げました。
・・・・
今回のシャスタ山でのワークは、クリスタルを使いますが、
- 祈りと意図を「特別な物」に込める。
- シャスタ山のパワーの場所でその物を捧げる。
- 儀式と瞑想で捧げる意図を伝える。
というエッセンスにおいて、共通しています。
今回、日本にいる私達とシャスタ山をつなげる、というワークを行うということは、25年前のイニシエーションと祈りの後、長い道を辿ってきて、今もスピリチュアルな旅の道中にある私自身の使命の、一つの形なのかもしれないと感じでいます。全てはパーフェクトに繫がっていることに驚きつつ、導きへの感謝と歓びで一杯です。