今日は、「低いセルフイメージ」を克服する方法について、お話ししたいと思います。
「セルフイメージ」がもたらすもの
私達が夢を実現しようとするときに直面する最も大きな障壁の一つは、私達が、これが自分だと思い込んでしまっている【自分に関するイメージ】です。そして、私達の頭の中で、繰り返されるある種の「声」・・・
- 「私が提供するものは、豊かさを十分受け取るに値しない」
- 「私には、そんな能力ない」
- 「どっちみち、また途中でやめるんだわ」
- 「どうせ私はこのレベルなんだ」
- 「私が豊かさを受け取るには、自分を犠牲にしないといけない」・・・
一つはっきりしているのは、私達がいくら頑張ろうとしても、
私達が自分に関して持っているセルフイメージ以上のものは、自分の人生で実現することはできないと言っても過言ではないということです。
もう一つはっきりしているのは、そのようなセルフイメージがある限り、「自分の人生はこれからも今までと同じように、しんどい状態が続いていくのだろう」と感じて、未来に対する不安が払拭できないということです。
「じゃ、どうすればいいの?!このまま私は、低いセルフイメージのまま、今までと同じしんどい人生を生きるしかないの?!」という問いが出てきますよね。
「セルフイメージ」を変える為に理解すべきこと
どうすれば良いのか・・・ もしかしてみなさんは、どうすればいいのかご存じかもしれませんね。はい、それは・・・そのセルフイメージを変えること。これです。
では、どうやって? そうですね。その【どうやって変えるのか】ということが、難しいと信じられている点かもしれません。・・・ でも、実は難しくないのです!!
私達の潜在意識は、本当に忠実に、私達の思考をそのまま受け取ってくれて、それを精一杯、そのまま実現しようとしてくれます。潜在意識は、一生懸命、私達の力になろうと、私達の意図や思考による【指令】にそのまま従ってくれて、私達に「協力」してくれているんです。
一方、私達は、幼い頃から、両親や家族や社会から、いつの間にか自分の中に作られた自分についての見方や、自分についてのメッセージを【本来の自分】の一部だと、次第に思い込むようになり、【本来の自己】や、その声と、【他者が作ったセルフイメージ】や、そのメッセージの、それら二つを、いつの間にか混同し、同一視してしまう・・・ そういうことが起きていると思います。
魂意識と潜在意識を区別して、後者を変容させる
ここで、まず大切なことは、魂としての自己と、潜在意識レベルの自己を、区別して捉えることです。もちろん、両者の統合が【私】なのですが。。
大切なことは、「潜在意識は、魂として意図や思考を持つ自己の【指令】を、身体を通して誠実に実行してくれる」ということを理解することです。つまり、潜在意識は、私達が他者や社会から受け取ったメッセージを、そのまま、思考として受け取り、それに則して、神経結合を作ったり、反応したりします。
私達がやるべきことは・・・
一つには、【真我=魂】ともよばれる【本来の真の自己】と、潜在意識に他者が作った刷り込みを区別して、後者を、前者の波動で変容させること。
具体的には、【本来の自己】【魂】としての自分が、潜在意識のその部分を見て、認めて、受け入れて、愛してあげることですね。
潜在意識を変容させる「正攻法」
でも!「【本来の自己】や【真我=魂】の在り様なんてわからない」と、言われるかもしれません。「そもそも、素晴らしいセルフイメージが持てないから苦しいんじゃないか!」と言われるかもしれませんね。。
それじゃ、どうすればいいんでしょう?
もちろん、正攻法は、自分の良いところを認めて、自分が大切にしていることや、こんな自分でありたいな、ということを深めていく、ということです。
そうすると、宝石が見えてきます。前は石ころだと思っていたけれど、本当は【本来の自分】としての宝石だったと気がついたりする。。これは、普通のコーチなんかのサポートがやろうとしていることですね。でも、コーチをつけなくても、一人でできる方法があります。それは・・・
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根拠などなくてもいいんです。説明も要りません。【これが私のいいところ、素晴らしい本質だと思うことを、潜在意識に向かって宣言すること】これです!
【自分がこうありたいというもの】でもいいんです。
【本来の自己】や【魂】の質がどんなものか、はっきりわかららくても、大丈夫です。そして、その【本来の自己】の在りようがどんなものか言うときに、論理的な根拠や理由があってもなくても、関係がないということです。
大切なのは、根拠の有無に拘わらず、潜在意識さんは、ちゃんとその【宣言】に応えてくれるということです。
だって、そうでしょ?私達が幼い時から言われてきた言葉や潜在意識に刷り込まれてきたメッセージ、
例えば、
「おまえは必要とされていない」
「おまえは愛される価値がない」
「おまえなんかにできるわけない」
そのようなメッセージにも、別に正当な根拠があったわけでもないのです。でも、特に、怖れや痛みなどと結びついたそれらのメッセージは、潜在意識の中に強力に刻印され、生涯、私達をその言葉で条件付けてしまうことさえできるのです。
そうであるなら、同じ原理を使って、逆をすることも可能なはずです。そして、実際、それは可能だし、同じ効果があります。
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アマナの体験
いつか、私が25年間吸っていたタバコを辞めた方法についてお話ししたことがありますね。あの時、どうやったかというと、精妙な意識のレベルに入り、私はこう宣言したのです。
「私は愛と光と叡智の存在である。私の内からは、無限の愛と光が沸きあふれている。私は愛と光で充ち満ちているから、タバコを吸う必要がない。」 ただ、それだけです。
潜在意識さんは、「ああそうか、タバコは必要ないんだ」と理解?し、身体の全ての部分がその理解と一致するように反応したのです。
その時、私はどれほど「愛と光と叡智の存在」だったでしょうか?その要素はあるにしても、人格としての私は、欠点もあり、弱さもあり、失敗もするし、で、そのような存在とはほど遠いと言っても過言ではありません。
でも、それが私のエッセンスだと信じ、そう宣言して、その自分として、私の潜在意識に宣言したのです。
その時、その宣言する自分のイメージの「根拠」、なぜそんなことが言えるかという説明は必要ないのです。低いセルフイメージを変えるには、魂の質に合った高いセルフイメージを作り、それを、潜在意識に宣言すること。やることは、いわゆる「アファーメーション」と同じかもしれませんが、その原理を理解すると、もっと納得できますよね。
もし、低いセルフイメージを変えたいと思うところがあれば、一度、このやり方を試してみて下さいね!