先週の土曜日10月22日(2016年)に、アネモネの主催で、カルナレイキとホーリーファイアレイキの創始者であるウィリアム・リー・ランドさんによるレクチャーと「聖なる愛の海の体験」のイベントを持ちました。私はその後、ウィリアムさん達に付き添って、日曜日には、岐阜の谷合の天鷹神社へ。月曜日には、戦後から秘密組織になった「臼井霊気療法学会」の会員であり、現代霊気の創始者である土居裕先生のお宅へ伺いました。今回と次回のブログでは、その中で、気づいたことや思ったことについてご報告します。
今日は、先週土曜日のレクチャーと「聖なる愛の体験」についてです。当日、50人入るセミナールームにサークルに座ると、互いの顔を見ながら、それぞれの自己紹介を聞き入るのにちょうどいい感じ。参加者の方々との出会いや、レイキクラスにご参加下さった方達との再会が本当に嬉しかったです。
ウィリアムさんの話は、私にとってはそれ程新しいものではなかったのですが、いくつかの新しい発見がありました。
それは、「霊気」創始者の臼井先生が、「本気で死ぬつもりで」鞍馬に修行に入られたのですが、一日毎に、瞑想する自分の前に石を並べて行って、その石が21個になった時に、「天即我」「我即天」の境地に達したということは、初耳でした。
現在広く使われている霊気シンボルは、臼井先生の覚醒の一年後(1923年)に起きた関東大震災で、被災した人達を出来るだけ多く助けるために、宇宙に遍在する霊気エネルギーをチャネルして治癒することを、自分一人だけでやっていては間に合わない、という状況から開発したものだということです。
そのような切迫した状況の中で、シンボルを開発して、それらを使うことで、誰でも、簡単に、修行や瞑想の経験がなくても、宇宙の精妙な波動と繫がって、その精妙なエネルギーを使うことができるようにされたわけです。
ところで、宇宙に遍在する霊気エネルギーとは、【聖なる愛のエネルギー(光)】です。根源の【聖なる愛の光】は、私達の意図、特に愛を動機にする意図に応えて、私達が求めることを、私達の意図通りに実現するように導いてくれます。
【聖なる愛の光】は、私達の内側にもあって、私達の適切な選択を導いてくれています。ただ、私達が、過去のトラウマや苦しい体験から、潜在意識に古いパターンを作ってしまうと、内なる【聖なる光=魂】の声の導きが聞こえにくくなってしまったりするわけですね。
ホーリーファイアレイキの新しいところ、凄いところは、宇宙根源の【聖なる愛の光】が、キリスト意識を仲介にして、私達の「内なる根源」をより直接的に活性化してくれることだと言えます。その活性化の初めの方の段階が、例えば、「聖なる愛の海の体験」だったりするわけです。
先週土曜日のレクチャー時の「聖なる愛の海の体験」後の、みなさんのお話は、とても興味深かったです。「普段、瞑想しないし、体験といっても得意じゃないし・・」と、思っているような方達が、
「何故か解らないけれど、涙が溢れて止まらず、感謝で胸が一杯になった」とか、「ウミガメがやって来て、海の底に連れていってくれて、貝殻の中の光に導かれて、素晴らしい剣の贈りものをもらって、自分のポケットに入れた」とか、「天使のような存在が現れて、手を差し伸べてくれた 」とか、「美しい女性が現れて、何か輝くギフトをお腹の上に置いて行った」とか、「未来の自分のビジョンを観た」とか、「生まれてはじめて自分を愛おしく思えた」とか・・・
各人の体験は様々で、詳しく話せばもっと長いのですが、シェアされなかった人々も含めて、おそらく共通したことは、何かが見えたか、見えなかったかということ以上に、身体や心の奥が温かくなる感覚、愛に満たされた感覚だったと思います。美しい愛と光の波動に包まれて、ハートの奥が暖かくなり、そこに光が灯されたような感覚です。
宇宙根源の愛は、私達それぞれ個別に、各人に合ったやり方でその光を送ってくれるわけです。その時にエネルギーを感じなくても、必ず送られていて、後で何かの変化があるということがあります。
そして、このことの凄いのは、その各人の「体験」の中味は、ウィリアムさんが意図したことでも、作り出したことでもないということです。またそれは、ウィリアムさんだけでなく、私も含めて、どの教師が誘導しても、宇宙根源の聖なる愛のエネルギーが直接個人に送られるということです。
これが、ホーリーファイアレイキの凄いところでもあり、今までのレイキ(瞑想を取り入れていない)や、従来のスピリチュアルな実践(特定の訓練を長年経た人達だけがそれが出来るとする)との違いだと思います。
私達は、一人の素晴らしいグルや、一人の教師を仰ぐのではなく、誰もが、自分自身の宇宙根源との繋がりを強めて、自分と他者の幸せの為に生きて行く時代に入っている、ということですね。
誰もが自分のリーダーでありつつ、互いにサポートしあう。。そんな愛と光の繋がりのネットワークを、これからどんどん拡げて行きたいと願っています。