「運命」が変わる!「トラウマの家族連鎖」解放ワーク
もしあなたが、次のような悩みを解決するためにいろんなことをやって来たけれど、どうしてもうまく行かない、と感じているのであれば、どうかこのページを最後まで読んでください。とても大切なことをお話しします。あなたが・・・
- 仕事の面で、どんなにいい計画を作って実践しても、どうしても障害や壁に直面して、ゴールを達成できない。もう少しというところで、なぜか頓挫していつもうまく行かない。
- 愛するパートナーと素敵な関係を作り、幸せな家庭を持ちたい。でも、いつも同じような問題が起きてうまく行かない。出会いもないし、出会ってもうまく行かない。
- お金を受け取ることや、自分が幸せになることに罪悪感を感じる。
- 表に立つのが怖いから隠れていたい。
等の問題を抱えて、そして、その壁を乗り越える方法がわからないのであれば、家族の歴史を見てみることはとても重要です。つまり、「家族的無意識」のレベルからアプローチすることがとても重要なのです。
というのは、もし3世代前くらいまでの家族の中で未解決のトラウマ的な出来事があって、それがそのまま、無視され、忘れ去られたままになっていると、それは後世の家族のメンバーが成功するのを妨げるということが実際に起こり得るからです。
例えば、アマナが今翻訳しているMark Wolynn (2016), It Didn’t Start With Youに掲載の例を見ると、それがそんな風に現れるか、より良く理解できるかもしれません。
弁護士のベンの例(Wolynn, pp. 198-199):
クライエントとの契約が成就しそうになるけれど、直前に潰れるというパターンから抜け出せず、生存ギリギリ状態でなんとかやって来ている。この状況をなんとかしたい。・・・ ベンの祖父は、1930年代から1970年代に、フロリダのみかん園で大成功。でもそれは、ほとんどなきに等しい賃金しか支払われなかった移民労働者の汗と労働の上に成り立った財だった。祖父の家族は繁栄して大豪邸に住んでいたのと対象的に、移民労働者の家族は、半壊の掘っ建て小屋にひしめき合って住んでいた。子供の頃、自分がより多くを持ち、彼らがより少なく持つことに対する罪責感を感じたことを思い出した。ベンの父は祖父の豪邸を相続したが、悪い投資やビジネス契約の失敗などで、その家もなくし、ベンは何の相続もなかった。弁護士試験をパスしても銀行に借金が残り、ベンの困難は継続した。家族の歴史を今の状況とリンクさせて初めて、いろんなことが腑に落ちだした。移民家族が体験した不利は、ベンの家族が得た利益と直接関係していた。・・・
ロレッタの例(Wolynn, p. 200):
自分のビジネスを持ちたいと願い、30年間もの間、彼女が働いていた会社の経営を支えてきた。しかし、自分の企業を始める機会がやって来たり、彼女のビジネスアイデアを展開させる機会がある度に、彼女は挫折する。「私は、自分が得ようとするものにはふさわしくない人間だと感じる。」と言う。ロレッタの祖母は、収益のある家族の農園をロレッタの父だけに譲り、彼の4人の兄弟姉妹は何の相続も受けとらなかった。彼女の父は栄え、彼の兄弟姉妹は生活に苦しんだ。ロレッタは、大人になって、彼女の叔母や叔父のように経済的に苦しんだ。祖母から父が受け取った不当な利益を均衡化するかのように、ロレッタは無意識的に成功を堰き止めていた、ということに気づく。
ジョンポールの例(Wolynn, pp. 201-202):
ジョンポールはいつも自分の仕事を昇進させたかった。でも、彼の行動はそれとは反対になってしまっていた。20年以上も、彼よりも技能が劣る者が上のポジションにどんどん昇進して行くのを見て来た。彼はオフィス内の会話やソーシャルなやり取りから隠れているのを好んだ。彼は気づかれないようにしていたので、上部の経営者達のレーダーから見えない所で生活していたのだ。彼は決して特別な職務を与えられなかったので、失敗のリスクも決してなかった。リーダーシップの役割を求めようと考えただけで、圧倒されるような気持ちになる。それに伴って、他者から見られたり判断されたりするストレスがあるからだ。それは余りにも危険だった。「僕は拒否される。間違ったことをすると全てを失う。」この言葉を手がかりに、彼の潜在意識の制限的なパターンは、彼が幼い時に母親との繋がりが切れたことから生じたことがわかった。
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近年の新しい科学的な調査や、数多くのクライエントの観察に基づいた現象法的分析によって、個人の潜在意識の上位に、「家族的無意識」というものがあって、個人の人生を支配するということが明らかになっています。
つまり、「家族的無意識」の目に見えない力によって、無意識的に一定の選択や行動を取ったり、見も知らない祖先の負債や不正をあがなうようにさせられる、ということが起こり得るのです。これは、個の立場から見て、どこからなぜこのようなことが起こるのかわからない状態だと、「運命」「宿命」のように感じますね。
そして、それがわからないまま、自分の不幸のパターンが、愛する子供達が体験しているのを見ることがあります。負の連鎖が祖先から続くということもあるのです。それを止めるには、一体どうしたらいいのでしょうか?
ここで紹介する【家族連鎖のトラウマ解放ワーク】は、私達の「運命」が本当に変わるお手伝いをします。そして、負の家族連鎖があるなら、あなたの代でそれを断ち切ることが可能です。
そのワークについてお伝えする前に、「家族の集合無意識」のことを少しお話ししますね。
「家族的無意識」の存在とその影響
「家族的無意識」は、過去に家族に起きた未解決のトラウマを解決してくれるように、それが解決されるまで、そのトラウマの体験の一側面を繰り返し子孫に示し、解決を求めます。でも、何をもってそう言えるのかと、思われるかもしれません。
そのことは、現実に実在する人達の、驚くべき体験の数多くの事例によって後付けられています。ここで紹介するいくつかの例は、上記のMark Wolynnの本に挙げられたの例の一部の要約です。
ジェッシー(Wolynn, pp. 17-18):
優等生でアスリートで、野球の奨学金で大学に入学。19才の誕生日の後の夜中3:30 に、急に非常な寒さに目が覚めて、それ以来、不眠症に悩まされて来た。「一旦眠ると決して目が覚めなくなる」という怖れが襲い、毎夜、眠れなくなるのが一年以上続き、大学も中退せざるを得なくなった。3人の医者、2人の心理療法家、睡眠クリニック、自然療法ドクターなどにかかったけれど、一向に効を奏さず。
彼の父の兄であるコリン叔父さんが19才の時に、暴風雪の中、電線を検査中に凍え死んだということを一度聞いたことがあった。死因は低体温だった。彼の死は余りにも悲劇だったので、家族は彼の名前を二度と口にしなかった。
コア言語メソッドで、ジェッシーは、自分の不眠症は、コリン叔父さんが19才の時に体験した出来事の一部を再び体験していたということに気づく。【トラウマを体験した祖先の家族との一体化】であることが判明→ 【もつれを解きほぐすワーク】によって、解決した。
グレチェン(Wolynn, pp. 20-22):
10代から、鬱と不安症、自傷行為や、強烈な自殺願望で、躁鬱症と不安症と診断されて、精神科にも数回入院し、様々な試みにもかかわらず症状は改善せず、次の誕生日迄に自死するつもりでいたとのこと。そんな39才のある時に、ウォリン氏を訪れる。
ユダヤ人であるグレチェンの祖母の全家族がホロコーストのガス室で亡くなり、祖母だけがアメリカに渡って来て、祖父と結婚した。ホロコーストについて、戦争について、亡くなった家族について、誰も祖母に話すことを避けた。グレチェンは、祖母について、基本的なことは聞いたことがあっただけで、それほど注意を払っていなかった。
コア言語のワークで、祖母の絶望的な失意、悲しみ、孤独感、自分だけ生き残ったことへの罪責感、死にたいという想いに、グレチェンが無意識的に同一化していたことを実感し理解した。→ 【もつれを解きほぐすワーク】によって、解決した。
ケリー(Wolynn, pp. 170-172):
29才のケリーは、もう16年もの間、毎晩夜の9時頃になると、頭頂の髪や、まつげ、眉毛を抜くことを繰り返していた。夜の9時頃、一人で部屋にいると心配な気持ちが抑えられず、手で大量の髪を抜くとやっとその気持ちが解放されるという。ケリーが13才の時、親友のミッシェルが突然彼女から遠ざかったことがキッカケになって、それが始まったのだ。
ケリーが1才半の時、腸の手術が必要で、10日間入院した経験があった。夜9時の面会可能時間が終わると、母親は自宅に戻り、ケリーの兄と産まれたばかりの妹の世話をする必要があった。「一人ぼっちになる。一人取り残される怖さ、不安」が彼女の潜在意識のなかに残り、ケリーの身体に感じるその圧倒的な感覚が毛抜きの衝動に代替された。
新しいイメージと言葉と呼吸と体感を使ったワークで、その怖れを癒した。そして、長年の毛抜きがなくなった。
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ジェッシーとグレチェンの例は、祖先のトラウマが、その祖先の存在すら知らない子孫に影響を与えるということ、より具体的に言うと、祖先の体験した感情を、例えば数世代後の個人が体験するということの例です。ケリーの例は、幼い頃に母親との繋がりが切れることの影響の例です。このような事例は、実際に数多く報告されています。
「家族的無意識」の影響に関わる科学的実証
「家族的無意識」の影響や、親の世代のトラウマや、未解決の問題が子供の世代や孫の世代に継承されるということが、科学の分野でも、明らかになってきています。
1.エピジェネティクスの分野での研究成果
近年のエピジェネティクスの分野での研究成果(エピジェネティククス:DNA配列の変化では説明できない遺伝機能における遺伝的な変化の研究)は、家族内に起こるトラウマは実際に世代を超えて遺伝するということが現実の現象であるということを実証しつつあります。
- マウントシナイ医学部精神神経科教授の、Rachel Yehudaの研究
- 細胞生物学者、Bruce Liptonの研究
- ナバホ族出身の遺伝学者、LeManuel Lee Bitsoiの研究
その他のこの分野での調査研究の結果が示唆することは、暴力、戦争、抑圧は、その生存者が体験したことを、そのような体験とは縁遠い生活をしている子孫が再体験する、ということです。ホロコースト生存者の子供達、9.11ニューヨークの世界貿易センターの生存者の子供達、カンボジアのジェノサイド生存者の子供達の中にそれが見られるということです。
例えば、1994年後にルワンダに生まれた、大量殺戮を体験していない子供達が、ルワンダで起きた大量殺戮を目撃して生き延びた人々のPTSDの症状と同じ症状ー極度の怖れや、つきまとってはなれない恐ろしいビジョン等ーを体験しているという報告があります。(PTSD:トラウマと関連した感情や感覚を再体験しつづける症状。鬱、不安症、無感覚、不眠症、恐怖の思考、驚いたり苛々しやすいということがある。)
2.ルパート・シェルドレイクの「形態形成場」の仮説
家族の集合無意識の存在と、その影響は、1981年に発表されたルパート・シェルドレイクの「形態形成場」の仮説によっても説明が可能です。
彼の仮説を簡単に言うと、「生物のあらゆるシステムの形態は、過去に存在した形態の存在の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する。それは、『形の場』のなかで起きる、『形の共鳴』と呼ばれるべきプロセスによる」というものです。
この仮説は、いくつかの大がかりな実験や長期間にわたり研究察によって、実証されて来ています。ルパート・シェルドレイクの仮説は、上記のエピジェネティクスの研究などで明らかになっている事象や、現実の体験的事例を説明してくれます。
彼の言う「形の場」は、家系の中で継承されやすく、従って人は自分の家系の祖先の活動や行動パターンを繰り返しやすいこと、また、「家族的無意識」が、どの子孫の意識のドアをノックするかは、「形の共鳴」現象で説明できると、 彼自身も示唆しているようです。
3.リポット・ソンディの「家族的無意識」の研究
深層心理学の分野では、「家族的無意識」の世界を追求した、ハンガリー生まれの精神医学者、リポット・ソンディ(1893-1986)の研究があります。彼の研究は、あまり知られていませんが、注目すべき点を示唆しています。
ソンディの理論は、私達個人の、恋愛、友情、職業、病気、死亡形式に至るまで、「家族的無意識」の影響を受けている(「強制運命」「必然運命」と呼びました)と同時に、個人には、「自我」による意識的な選択を通して(「選択運命」「自由運命」と呼びました)、その強制的な運命を乗り越えることもできると主張しています。
「トラウマの家族連鎖」の解決法
数多くのケースの蓄積や科学的なリサーチによる実証によって、近年の心理セラピーの新たな潮流は、個人の「潜在意識レベル」に潜むトラウマの真の解決には、個人のレベルだけでなく、家族的無意識のレベルを含めてアプローチする必要があるということを、認識するようになりつつあります。
そして以下が、個人の「潜在意識」の問題を「家族的無意識」のレベルを含めて解決する為の方法です。ファミリーコンステレーションのアプローチを基礎にしたコア言語メソッドは、脳科学の実証を踏まえた最先端を行く方法です。
ファミリーコンステレーション
ドイツの心理セラピストであるバート・へリンガーは、長年数多くのクライエントを観察するなかで、その「家族的無意識」が家族システムを支配する法則を発見しました。へリンガーは、それを家族の「集合的良心(Collective Conscience)」と呼んでいます。
家族システムを支配する法則(秩序)は、大きく分類して4つあります。
- 帰属する権利:家族のメンバーは、誰でも同じように家族システムに帰属する権利を持つ。
- 運命を背負う権利:誰もが皆、自分の運命を背負うことができる。また、自分自身の運命しか背負うことはできない。
- 序列:家族の中で、この世に生を得た者から順にランクが存在する。
- 家族システムとしてのバランスと補償:家族のメンバーが他者との関係でバランスの不均衡を回復できない場合、同じ家族に所属する子孫によってその補償が為され、バランスが取り戻される。
彼は、「ファミリーコンステレーション」と呼ばれる、家族のメンバー間の「魂のもつれ」を解消するワークを提唱し、家族メンバーが担う困難な運命を解消したり、その影響を軽減したりするようにサポートを行って、その効果を実証してきています。
それは、家族メンバーの代理人を布置することで、そのメンバーの感情や思考を理解し、家族メンバーとの関係で、家族の集合無意識が求める行動をとり、必要とする言葉を伝えることで、家族の集合無意識の調和と真の癒しをもたらすワークです。
へリンガーが提唱する家族システムを支配する法則の理解に基づきつつ、クライエントが使う強い感情が伴う言葉やセンテンスを手がかりに、祖先が経験したトラウマとのリンクをみいだしていく方法、コア言語メソッドがあります。これは、マーク・ウォリンが編み出した方法で、私達が経験する原因不明の苦しみの原因を説明するための、パズルを解くツールを提供してくれています。
コア言語メソッド
へリンガーは、生命の流れは産みの親を通して私達に流れてくると理解します。私達の身体を流れるこの生命力は、家族の歴史、家系を通して、親から子へと引き継がれていくものです。そして、この生命力は、両親が私達を産んだ後も、両親を通して継続して私達に流れ入ります。
両親との繋がりが閉ざされず、その生命のエネルギーが自由に流れている時、人生が私達にもたらすものを受け取るドアがオープンになっています。逆に、両親との繋がりが損なわれている時には、私達が受け取る生命力に制限がかかります。私達は、何かブロックや制限されたような感じを持ち、川の流れに逆らって泳いでいるかのように、生命の流れから外れたように感じます。そして、私達は苦しみ、その理由もわからないでいます。
コア言語メソッドは、祖先から両親へ、両親から私達へ、私達から子供達へ流れるこの生命の流れが妨げられる4つの無意識のテーマを明らかにしています。
- 私達が両親のどちらかに溶け込むこと。
- 私達が両親のどちらかを拒否すること。
- 私達の人生の初期に母親との繋がりが切れた体験があること。
- 両親以外の家族システムのメンバーに同一化していること。
上記のテーマの一つでも存在すると、私達が人生で開花することや、設定したゴールを達成するのを妨げることになり得ます。それは、私達の活力や、健康や、成功、富を得る能力を制限することにもなり得ます。それらは、私達の態度や行動に表れ、私達の恋愛関係にも表れます。それらは、外の世界に現れるのです。
コア言語メソッドによる継承された家族トラウマの解放ワークは、上記4つの無意識のテーマを指標にしつつ、
- 離れたものに和解をもたらす。
- 離れるべきものを離れさせる。
- 統合されるべきものを統合させる。
ことによって、家系を流れる生命のチカラの中心的な送電線の損傷を修復します。
コア言語メソッドを駆使したワークによって・・・
- あなたは、長年悩んでいた問題の原因のルーツについて、腑におちた理解を得ることでしょう。そして、ファミリーコンステレーションのワークを通して、自分が体験してきた悩み・苦しみの根本原因が、長年の「しこり」が融け出すように、身体と心の奥から溶け出していくことが実感されることでしょう。
- 原因についての深い理解と共に、家族の集合無意識全体の調和が生まれ、自分の人生から始まり、子供、孫の世代にまで、その深い癒しの波紋が拡がります。
- 自分を苦しめていた根本原因になっていた家族の無意識は、今度は自分の力強いリソースとして、自分を助けてくれることでしょう。
- 本来の自己と繋がりつつ、何ものにも妨害されることなく、自分の意図に従って、自分の人生をクリエイトすることができます。
アマナのトラウマ解消の解放ワークのユニークな点
アマナのトラウマ解消の解放ワークでは、上で説明した「コア言語メソッド」を駆使します。この効果的な方法を使えるのは、知り得る限り、日本ではアマナだけです。この方法は、様々なセラピーの先進地域であるアメリカでも、先端を行くものとして注目されているものです。
アマナは、ニューコードNLPコーチングと根源エナジーワークのスキルを基礎に、ファミリーコンステレーションのアプローチとコア言語メソッドを駆使して、個人の潜在意識の問題を、家族の集合無意識のレベルからクリアーして、あなたが自らの人生をクリエイトしていくチカラを自由に発揮されるよう、サポートを行います。
このスキルだけでも、日本唯一のパワフルなスキルですが、それに加えて、アマナでこそ提供できる根源エナジーワークによって、数倍の効果とパワーを発揮します。というのは、トラウマ解消の解放ワークの究極の鍵が高次のリソースにあるからです。それは、多くのトラウマ解消の解放ワークに携わる人達が見落としている大切なポイントなのです。・・・続きは、こちらのページをご覧ください。