行き詰まりから抜け出る方法

「一歩が踏み出せない」、「行き詰まった状態から抜け出すことができない」・・そんな状態から変化を起こす方法についてお話しします。

真の変化や夢を実現するには【持続的な行動】が必要

まずは、最近読んだある本の引用から。

変化をもたらす過程で最も楽で気分もいいのは、変わろうと決心するときです。その後は苦しいことが続きます。やりたいことを我慢し、やりたくないことをやらねばなりません。

・・・そうなると、変わるんだという期待感だけは思う存分味わって、その後の大変なことから逃げてしまえば、ずっと楽だし楽しいのです。

ですから、多くの人は自分を変えるための目標に向かってねばり強く努力を続けるよりも、「簡単に目標をあきらめてはまた決心する」ということを繰り返してしまいます。

・・・自分を変えるために必要なモチベーションは、・・・非現実的な楽観主義とは異なるものです。・・・けれども、自分の行動を変えるためではなく、とにかく落ち込んだ気分を明るくしたいがために、変わるんだという期待をいたずらにいだくような、そんなありがちなワナにはまることは避けなければなりません。

(ケリー・マクゴニカル著『スタンフォードの自分を変える教室』pp. 243-244)

なかなか真実を突いた指摘ですね。

「変わることができそう」という期待感で、気持ちが明るくなったり、「○○を行う」という目標がはっきりしたこと等で心が高揚しても、それらを現実化するプロセスは、結構地道なものです。

私も、過去、「カタカムナの理解をグラウンディングさせる為にアカデミックな研究に戻る」ということを決めた時は、「やるぞー」という意気込みで、楽しい気持ちでした。

でも、それを実際に実現するのは、本当に孤独なイバラの道で、海外で一人で子供達を育てていたこともあり、それを実現するのに、10年もかかりました。

つまり、本当の変化や夢を実現することは、【持続的な行動】が不可欠だということです。

こんなこと、当たり前のことですよね。。

ところが、私達は時として、同じ堂々巡りの状態から抜け出ることができず、どんどん時間だけが過ぎてしまう、という状態に陥ることがあります。

そんな時にまずチェックしたいこと、それを、次にお話ししますね。

停滞状態にいると気づいた時にチェックするべき二つのこと

堂々巡りの停滞状態に陥ったと気づいたら、二つの点をチェックしてみましょう。今日は、その二つの内、2点目のことについて、少し詳しくお話しします。

1.「内的言語」とセルフイメージ

まずチェックしたいこと、それは、【何気ない時にどんなことを考えているでしょうか?】ということです。

誰かと比較して、自分なんか・・・」という内的言語をしゃべっていませんか?

自分の年齢や置かれた状況を前提にして、「どうせ私は・・・」、或いは、「やっぱり私は・・・」という言葉はどうでしょう?

私達の意識は本当にパワフルなので、私達の潜在意識は、私達の意識に正直に応えてくれます。

知らない間につぶやいているそれらの言葉によって、他でもない私達自身が、私達自身に対して強力な制限をかけることをしているのです。

2.意識をどこに向けているか

もう一つチェックしたいことは、【自分のしんどいことや自分の問題に意識を向けて、それを何とかして変えようとしていませんか?】ということです。

もしそうであれば、すぐに、自分の問題に意識を向けることを止めて、外に意識を向けましょう。「他者の為に自分は何ができるだろうか」と、自分の得意なことで人の役に立つことは何かという、自分以外のことに意識を向けるのです。その理由は・・・

意識を自分以外のことに向けるべき二つの理由

その理由は、
第1に、問題に意識を向けることで、その問題を強めてしまいます。

第2に、意識が自分に向きすぎると、動けなくなるからです。

★「自分の問題に意識を向ける」というのは自然な行為ですが、その場合、それに対処している自分の意識が、どんな状態にあるかということが大事です。

「どうせダメだ-」という気持ちや、不安や心配の感情を持って問題に意識を向けると、そんな気持ちから出る波動そのものがその問題を強めます。

その問題に意識を向けて、そこから抜け出る方策が見えて、一歩を踏み出すことができればいいのですが、

多くの場合は、「やっぱり○○は・・・ダメやわ」と、マイナス思考が出てしまって、別のやり方を試して失敗する勇気がなくなってしまい、同じ状況を行ったり来たりする状態からなかなかブレイク出来なくなるのです。

★理由の二つ目、「意識が自分に向きすぎると、動けなくなる」ということについて。

私達が行動する時の目線は、自分を見ているのではなく動く方向を向いています。つまり、外の何か、自分が向かう先を見ているのです。だから、行き先(目的意識)が明確でないと行動に移せません。特に、潜在意識のパワーを使うには明確な目的意識が必要です。

明確な目的のない状態は、行き先が定まらず同じところを漂う舟と同じです。行き先が見えない状態では、不安で一歩も踏み出すことができないかもしれません。

でも、「自分が進む方向がわからなくなってしまった・・・」
そんな時もあるかもしれませんね。

魂が喜ぶ感覚が【あなたの北極星】

もしあなたが、目的意識を持つことができず、行動できずに行き詰まっている状態にあるなら。。

【自分の得意分野で、人の役に立つことは何か】

ということに、意識を向けてみましょう。そして、人の役に立ちながら、夢を実現している未来の自分を感じてみます。

あなたの身体が緩んで、心が喜ぶのを感じ、未来の夢を実現しているイメージと、そのヨロコビの感覚を【あなたの北極星】にします。

それが、あなたが向かう方向です!

あとの、具体的な方法や方途は、出会いや状況や流れやいろんなことで変化するかもしれません。

一歩進んで行動したら、【失敗】するかもしれません。でも、それが人生ですね!

ある人はこう言うかもしれません。

「自分の『魂の使命』が知りたいんだ!」

でも、「魂の使命」は、何か「具体的なこと」を実現するというよりも、
もっと「抽象的なこと」だと思います。

抽象的なことなので、どんな形ででも、それを体験したり、実現したりすることができるのです。つまり、「魂の使命」を実現する途は、何百通りも、何千通りもあるということです。

だから、私達はいつも、あらゆる選択の可能性を持っているのです。

トライアル&エラーで失敗を重ねながら、試行錯誤をしても大丈夫ということなんです。むしろ、失敗を多くする方が成功する確率が高くなります。その過程の学びで、私達は成長するんですよね。

魂が私達の為に決めたこと、つまり、「魂の使命」を実現していく具体的な仕事の内容は、人との出会いや状況によって導かれることもあれば、自分が選ぶということもあります。

鍵は、意識を外に向けて、自分ができることで誰かの役にたつことは何かを考える。

そして、関心があるものがあれば、とりあえず動いてみるということ。

私はそう思っています。そう、とりあえず、やってみるのです。【やってみないとわからない】のですから。

そして、やってみて、魂が「オッケーサイン」を出せば、その方向で継続します。魂の「オッケーサイン」は、その具体的なことを通して、あることをしている時の自分の感覚でわかります。

心の中が一貫している感覚です。

自分が選ぼうとしていること、やろうとしていることが、「魂の願い」なのかどうかを感じながら、それを「北極星」にして進みましょう。

誰の為にこれをするのか、そのことに意識を向けるのをお忘れなく!

そして、ゴーサインであれば、「やってみないと分からない」というスタンスで、とにかく一歩踏み出して行動してみましょう!

一歩踏み出していけそうですか?

アマナ

追伸:
魂が身体の感覚を通してメッセージを送るというのは、私の場合、本当にはっきりしています。

私は、この間、「カムナフトミチ」オンライン講座の内容を整備して、セールスレターの作成に取り組んでいました。

ようやくオンライン講座の内容が、自分でも納得のいく形で全体像が見えたとき、セールスレターを書きながら、ハートの奥から湧き上がる涙が滝のように流れて止まりませんでした。

意識でそうしようとしてではなく、ハートが勝手に開いて、涙が止まらなくなるのです。

この反応から見ても、この度、ようやく提供することにした「カムナフトミチ」オンライン講座は、私の魂が願っていることなんだと、再確信しました。

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