「あなたは何歳ですか」と訊かれたら

昨日、サンフランシスコにあるCIISという大学院で一緒だった友人と、15年ぶりくらいに会って
食事をしながらゆっくり話をする機会がありました。その人は、私よりずっと年下なのですが、
会話の最中に、彼が私に「アマナさん何歳ですか?」と尋ねて来ました。

私の反応は、「おっと、来た~」でした。「年上の女性に年齢を訊くか?(*^^;」

「自分の人生あと何年活躍できるのかな、と考える年齢になったね」と私達は話していたのですが。。大体一般に、私達は、目の前の人が「あと何年活躍するのかな?」と相手のことを想って、
年齢を聞くことは滅多にありませんね。どちらかと言えば、その人を自分なりに評価するために、年齢をきいたりします。

「この人はこんな年齢なのに、そう見えない」とか、
「この人は、こんな年齢なのに、まだ○○だ」
「この人は、まだこんな年齢なのに、もう○○だ」とか

といった考えが、頭のなかのどこかに巡っていて、「何歳ですか?」の質問と同時に、頭の中で、年齢についての観念と目の前の人の年齢の照合作業が行われているわけです。いわば、年齢が、人を判断する評価基準に使われるわけです。この傾向は日本や東アジアでは強力ですね。

そして、そんな社会に生きる私達も、自分自身を社会が捉える年齢の評価基準で判断して、自信を得たり、逆に、自信をなくしてしまったりすることがあります。。

でも、私達それぞれ、人生の旅の道程やプロセスは異なります!私達それぞれ、【どんなことを学ぶために、どんな体験をしているのか】本当にそれぞれ異なります。

それなのに、「あなたは○○才なんだから、○○であるべきだ」と言いたげな、表面的なことしか見ないで他人を判断する見方が、なんと多いことでしょう!

もしあなたが、そんな見方を他者から感じて、元気をなくしそうになったら、社会の通念から離れて、マイウェイで生きている人がここにもいることを(私、アマナのこと)少しでも励ましにしてくださいね!

そして・・・ぜひこの質問をしてみて下さい。それは。。。

「自分が死ぬ時に、心の深くから満たされてこの世を去る自分は、どんな自分だろう?」

「この生まれ変わりで、今までのいろんな体験を通して、自分はどんなことを学び、何を得ただろう?」

どんな家に住んでいたか、どれほど銀行口座にお金が貯まっているか、どんな仕事をしていくら稼いでいたか、何人が葬式に来たか。。

私達を心から満たすのは、そんな数字や形で表現されるものよりももっと本質的なことではないかなと思います。

でも、そこに至るまでの旅路は、人それぞれ違います。

そして、そもそも、何によって心が満たされるのか、ということ自体違います。違うのが当然ですよね!生まれた目的や課題が、私達それぞれ、異なるのですから。

だから、社会一般の通念を基準に、自分を評価しないようにしましょうね。

昨日の会話の直後は、ちょっとひるみましたが、

「死ぬ時に自分が満ち足りた気持ちになることをどれだけ達成しているか。。それを求めて、それを基準にして人生の旅を続けていこう~!」

そんな思いを新たにした次第です。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね!アマナ

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