「ハイヤーセルフ」とつながる究極の方法:「内なる根源」への第3の道

「ハイヤーセルフ」と呼ばれる波動の意識レベルとつながる究極の方法、それは、「内なる根源」の【非二元性の波動領域】に意識をシフトして、その波動を体現することだと言えます。このブログでは、そもそも「ハイヤーセルフ」とは何なのか?ということからはじめて、「ハイヤーセルフ」とつながる方法についての私の理解をシェアしたいと思います。

「ハイヤーセルフ」とは?

まず、「ハイヤーセルフ」についての私の理解をお伝えしますね。

多くの人格(self)を含む大きな意識のマトマリ(SELF)

私の理解では、「セルフ(自己)」という、一つのマトマリとしての意識は、多次元にわたると思っています。それは、原子や分子レベル、細胞レベルから始まり、人格を持って3次元に存在するレベル、そして、それらの人格を同時に含む意識のマトマリのレベルがあります。

この多くの人格を同時に含む大きな意識のマトマリのレベルが、「魂」とか、「大いなる自己」とかと呼ばれている「自己(SELF)」です。この大いなる自己が通常ハイヤーセルフと呼ばれている自己ですね。

私の誘導瞑想では、ハイヤーセルフが遠くからやってくるイメージを使うことはありますが、それは、波動のギャップを次第に埋めるための方法としてのイメージで、ハイヤーセルフは私達の外に存在するものではなく、自分自身です。

ハイヤーセルフ(魂)は、様々な人格の、様々な体験を通して、プラスもマイナスも学んで豊かさを獲得しながら、大いなる自己全体の愛と調和を成就していくことで進化を遂げて、宇宙根源のカムというソースに戻る旅を経ているというのが私の理解です。

つまり、ハイヤーセルフは、それぞれの「人格」が体験する、一見、ポジティブ、ネガティブな様々なことを体験することによって、豊かさを獲得しつつ、愛と叡智を深め、宇宙根源に戻っていくということです。

そして、私達が生まれる前に、今生での体験や学びを設定するのは、その大いなる自己であるわけです。大いなる自己がそれ自体として愛と調和と平和と叡智を深め、統合する為に、個々の自己(self)の学びを、自己(self)が生まれる前に決めるのだと、私はそう考えています。

ハイヤーセルフの意図を知る方法

今生で、魂が私達に求める意図を知り、それに即して選択して生きていくことで、難なく夢や意図が実現していきます。それでは、どうやってその意図を知ることができるのでしょうか?

ハイヤーセルフの意図を知る為に、その「声を聴く」ということは基本あり得ません。ハイヤーセルフは精妙な波動の意識体であるので、それとのコミュニケーションは、私の体験では、むしろ、視覚や聴覚といった私達の五感を使ったものであるというよりも、もっと精妙な、「ただわかる」という直観や、身体の感覚といった繊細で、かつ直接的なものだと言えると思います。

視覚や聴覚といった五感を使ったものは、私達の脳フィルターを使ったものなので、高次の意識体が伝えようとするものを私達の体験や、文化的社会的な意識を通した解釈によって、自分に理解できるように解釈するというプロセスが介在する、つまり、フィルターがかかる、ということを理解しておくことは大事だと思います。

意識が高次であればあるほど、思考の抽象度が上がります。精妙な波動の領域では、具体的な事象についても、コード化されて記録されるというのは、その為です。抽象的にコード化されたものを具象レベルに解釈する際に、文化的なことや、社会的、歴史的なことなど、様々なレベルの情報が加えられて、その状況に生きる私達に理解しやすいものになるということです。

まず、【ハイヤーセルフとのコミュニケーションは抽象度が高い】ということは、理解しておいてもいいかなと思います。

そして、【ハイヤーセルフの意図は、細かいことはあまりこだわらない】ということも、特徴ではないかと思います。ハイヤーセルフは、大きな方向での意図はあるけれども、その方向の中では、「これでなければならない」というものはなく、試行錯誤してみたり、失敗したりと、様々な体験をするように自由度が高いと言えます。ただ、魂の意図の方向に即して選択すると、ずっとスムーズにコトが進んだり、或いは心の奥底からの充足感を得たりするので、真の意味で「楽」なのです。

その「楽」というか、魂の喜びを感じる感覚を体感し、覚えておくことで、選択が魂の意図に即しているかいないかが、一瞬で分かるようになるでしょう。

ハイヤーセルフとつながる方法

ハイヤーセルフとつながるには、まず、私達の意識の波動を精妙な波動にシフトさせることが必要です。

私達の意識をシフトさせて、ハイヤーセルフにチューンインすることによって、私達はその波動と共振することができるようになり、発している波動を感じることができるようになります。つまり、私達は、この現実にいながら、ハイヤーセルフの波動を自分自身の意識の波動として体現することによって、私達の意識はより精妙な「自己」の領域にシフトし、それとのつながりを深めるわけです。

それでは、「意識をより精妙は波動にシフトさせる」とはどういうことでしょうか?私の理解では、【宇宙の根源の波動は、「聖なる愛」の波動】だということです。従って、波動の高さは、聖なる愛の一貫性によって計れるように思います。

但し、宇宙根源の波動としての「聖なる愛」の波動は、私達が想像する以上のもので、あの優しさを伴った愛の感覚は、それが人間の肉体の3次元レベルに顕現したものだと思っています。

要するに、「聖なる愛」を感じて、それを体現すればするほど、私達の意識の波動が精妙になり、精妙な波動の意識を維持するにつれて、ハイヤーセルフと即座につながりやすくなるということです。

それじゃ、「聖なる愛」を感じて、体現していくにはどうすればいいのでしょうか?それは、ずばり、【内なる根源】の波動に意識をシフトさせて、それとのつながりを深めることです。

【内なる根源】の「非2元性」の波動領域への道

「内なる根源」とは、私達の内部に存在する「宇宙根源」のカムの一片であり、「宇宙根源」と同じ波動を持つ、不可視のコアです。

私の経験を通した理解では、「宇宙根源」の波動が物理レベルで表現される波動、身体を持つ私達が体感する波動は【無条件の聖なる愛】です。

そして、その波動の領域は、ポジティブーネガティブを超越した【非二元性の領域】です。つまり、「これ」か「あれ」か、ではなく、「これ」は同時に「あれ」であり、人格が大いなる無限の光に溶けて「無」になる領域です。スピリチュアルでいう「ワンネス」の領域です。

その【非二元性の領域】は、あらゆることが現象化する前の領域で、「無」でありながら、全てが生まれる前の潜在性がここに在ります。そして、それは、私達の意識次第で、「癒し」や「奇跡」が起こる波動領域です。

アメリカに住む友人も経験したのですが、ある時突然、その「無」の領域にいる自分を発見し、でも、自分自身の身体は消滅して、自分というものが溶けて「無」になっている、ということが起こるということは、稀にあるようです。

でも、通常、この物理的な3次元で私達がその意識の波動とつながるのは、私達の意識を【内なる根源】の波動に同調させることを通してです。その同調を、よりし易くする方法が【カムナフトミチ】でお伝えする方法です。

【非二元性領域】(「ワンネス」)への第3の道

ところで、ニューエイジを含めて、スピリチュアルな実践の多くは、そのようなワンネスの波動を体現することを目指していると言ってもいいと思います。伝統的にも多くの修行者達が、その意識の波動領域に至る為に実践し、その為に生涯を賭けるということもいくらでもありますね。

伝統的には、そこに至る過程には二つの道があるようです。

一つは、「マインドの道」、もう一つは、「ハートの道」です。

「マインドの道」は、禅の実践の道です。自分の思考を徹底的に観察して、「人格のエゴ」を昇華しようとするわけです。その観想の仕方にも二通りありますが、ここでは省略します。

もう一つの「ハートの道」は、無条件の愛を実践する道です。マザーテレサの愛の実践がその典型ですね。でも、マザーテレサのようにならなくても、日々の生活での親切な行為や、謙虚な在り方を通して、「ハートの道」を生きることができます。この在り方は、「カルマヨガ」とも呼ぶようです。

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ちょっと難しいお話しになってしまいましたね。でも、なぜこんなことを説明したかというと。。

上の二つに加えて、【第3の道】があるということをお伝えしたいからです。ホーリーファイアレイキを使った私のアプローチは、上の二つを統合したアプローチを、より容易に実践することができる第3の道なのです。

どういうことかというと。。

手短に言うと、そのアプローチは、聖なる愛の波動から、人格が持つ思考パターンや、癒されていない部分を観て、自分のあらゆる部分を受け容れるものなのです。

そして、この「自分を受け容れて愛する」ということをベースにして、他者への愛の行動も自然に出て来るというわけです。それは、ホーリーファイアレイキの【聖なる愛】の波動が可能にしてくれるので、その実践が容易になるのです。

ホーリーファイアレイキの詳細はこちらをご覧下さい。

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