「イノチ」の本質

前のブログでは、こんなお話しをしました。。「人生での辛い体験の影響から解き放たれるには、それらを客体化して観て、【赦し、感謝する】ことが必要だけれど、それを心からするのは、なかなかできない。辛い体験などを、魂のレベルから観て、理解して、受け入れて、そして、【諦めて、手放す】という方が正確かもしれないけれど、その時に大きな力になるのは、【イノチについてのある理解】だ」・・・というところで終わりましたね。

今日は、私達の人生の辛い出来事に感謝して(諦めて)手放すのを
手助けしてくれると思われる、ある理解についてお話ししますね。それは、以前にも書いた「カタカムナ」というアジア超古代の古層の世界観が示す見方です。

★「イノチ」の」本質は、「正反の重合」

最近、中国陰陽学研究の三代目である飯田亨氏による『陰陽自然法則学』という、とても専門的な研究書を、ざっと拾い読みしていました。精読はできていないのですが、一つ興味があったことがあります。それは、古代中国の陰陽数理的理法である『洛書』と、その前提の法則を記した『河図』に記されている「1」~「9」の存在理法と、「0」・「10」の無極・太極を表す二つの図は、【中心に「5」を置いている】ということです。

つまり、宇宙創成の根本としての「0」と太極としての「10」の両者は、非存在の天の核として存在し、それは、地(後天平面)、つまり現象世界で「5」に置き換わるということです。そして、後天平面(地表面)では、「5」を中心に、1、2,3,4,「5」、6,7,8,9が、原初の「0・10」「1・9」「2・8」「3・7」「4・6」を具現するために、「対称性流動」を行い揺らいでいるということなのです。

河図洛書

 

 

 

こんなことを言って、何を言いたいの?と思われるかもしれませんね・・・
要するに、その陰陽数理の法則によると、現象世界では「5」が中心となって、万物の粒子は右転、左転し、「膨張と収縮」 、「顕れ出て、隠れ入る」を繰り返している、というわけです。

興味深いことに、この「5」は、カタカムナ図象では、「イ」の位置に当たるのです。その「イ」とは、「イノチ」の「イ」、「イマ」の「イ」です。宇宙では微細な粒子(ココロ)が、宇宙根源(アマ)の潜象から右転、左転して、トキトコロの粒子として変遷して物理レベルに入るのですが、「イ」とは、現象レベルで最も微細なアマの微分した粒子を指しているのです。

因みに、カタカムナでは、「トキトコロ」は根源から発生した粒子として捉えられているのですが、それは、「アマ」の性質を継承して、「正進すると共に反転し、膨張したり収縮したりという逆の性質を同時に持ちつつ、潜象から現象の物理世界の中で最小の粒子になったもの」と、捉えられています。

さて、ここで、私が一番言いたいこと、それは・・・ カタカムナによれば、「イノチ」とは、「イマ」の持続(「チ」)だということです。「イマ」とは、「マ(宇宙根源・始元)」の粒子が変遷して、物理世界でトキトコロ(時空)の微細な粒子として存在するものです。 そして、「イノチ」とは、その「イマ」が様々に変遷しながら、持続(「チ」)したものだ、ということです。

だから、イノチとは、「正反のチカラが常に重なり合ったものである」ということ、「宇宙の現象には、正と反の相反する面が必ずある」ということなのです。矛盾し、相反する正と反の性質は、物質にも、生命にも、精神現象や社会事象にも、常に、同時に存在して働き、それは循環して現象化するということなのですね。

少し遠回りになりましたが、要するに、私達の人生で、辛かったことがあったとしても、【生きている限りそれは当たり前】ということなのです。今起こっている「嫌なこと」も、正反の性質を持つイノチの本質の大局からみると、当然自然法則として起こり得ることなんだ、と理解すると、辛いことも嫌な事も少し客体化できる位置から捉えることができますね。

例えば、人でも深く溢れる優しさを持つ人が、時と場合によっては、破壊的なチカラを発動することがあるのは、よくあることです。また、起業して大きく成功している人は、一度は極貧状態か、大きな借金を背負った過去があるのは、なぜかほとんど共通しているように思われます。そして、困難の程度は、それを乗り越えた人の器の大きさに比例していると言えます。因みに、その「器の大きさ」は、「アワ量の多さ」として捉えられるようです。

人生の中で、辛かったことや苦しかったことがあれば、魂が体験して学びたいイノチの様々な側面の、「反」「闇」の部分なのだと思って、【諦めて、手放し】ましょうね。そして、次の新しいサイクルに、より喜びに溢れたイノチ、魂として当然のイノチを表現する次のサイクルに前進していきましょう!

 

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